両丹日日新聞11月29日のニュース
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大江町の町民グループが選管に本請求 60日以内に町長リコールの賛否問う住民投票

 大江町の伊藤堯夫町長の解職請求(リコール)運動に取り組んでいる町民グループ・3143ふるさと大江を愛するネットワーク(上野實代表人)が29日、1764人分の有効署名簿を添え、町選挙管理委員会に町長解職の本請求をした。今後60日以内に町長解職の賛否を問う住民投票が行われる。

本請求を行う代表 同グループは、福知山市と三和町、夜久野町との合併問題に、町民の民意が反映されていないとして、伊藤町長の解職を求めている。午前9時過ぎに上野代表人らメンバーが町役場を訪れ、町選管に署名簿と解職請求書を提出した。

 このあと近くのグループ事務所で記者会見をした。上野代表人は「町長は合併是非の住民投票条例の制定を求めた有権者の66%、3143人の意思を無視された。住民の意思を尊重する町長をつくりたいということで取り組んでいる。いよいよ本番に入った」とし、これから投票日までの運動方法を決めたい考えを示した。

 また「成立後の町長選挙への候補者選びも進めている」と語り、台風災害の最中に最初の署名簿を提出したことについては「被災者の気持ちを思うと、眠れぬ夜を過ごした。しかし、町民の努力と多くの方々の支援で落ち着きを取り戻しつつある。そうした中で理解頂けるものと思う」と話した。

 地方自治法では、町選管は60日以内(来年1月28日まで)に町長解職の賛否を問う住民投票を行うことなり、今後委員会を開き日程を決定する。

 伊藤町長は「甚大な被害をもたらした台風災害の対応の最中に提出を受け、非常に遺憾に思うとともに残念。災害復興に全力を挙げるとともに、早期に合併問題の住民説明会を開き、住民の意向を踏まえた合併協議に努める中で将来を定めていきたい」とコメントしている。


写真上:町選管に町長解職の本請求を行う町民グループの代表


グラウンド復旧は自らの手で! スポーツ団体の190人が猪崎河川敷広場を整備

 福知山市猪崎の由良川河川敷運動広場は、台風23号による洪水以来、1カ月以上使えないままの状態が続いている。例年なら福知山マラソンの駐車場となり、サッカーやソフトボール、グラウンドゴルフなどさまざまなスポーツの会場になるが、表土の真砂土は流れてしまい、かわりに泥や石が堆積(たいせき)したまま。そんななか「指をくわえていても事態は良くならない。いつもグラウンドを使用していた者の手で、歓声の響く運動広場へと復旧しよう」と、川に近いBグラウンドで28日、約190人のボランティアらによる整備作業が行われた。
溝の土をすいく集めた
 作業の呼びかけ人となったのは、福知山サッカースポーツ少年団代表の阿部敏秋さんら。団の父母らに「活動の拠点にしていた河川敷運動広場がいつまでも使用できないのは本当につらい。私たちの手でできる限りのことをし、1日も早く使える状態にしよう」と話したところ、団ばかりか、同様に広場を使用していたグラウンドゴルフ協会の人たちからも賛同があった。

 さらに、父母らが勤務する三丹開発(同市奥野部)や水谷建設(長田)が重機と土砂運搬車両を出してくれることになり、20cmほど積もっていた泥を24日ごろからブルドーザーで取り除く作業を進めていた。

 28日は午前9時に広場に集合し、さっそく整備に取り掛かった。重機で泥を1カ所にかためる一方、ボランティアらは溝や道路の上などに流れていた表土をすくい集めた。

 「我が家には、役立つ道具がこれしかない」と持って来た雪かき用のスコップで溝にたまった土をすくうお父さん、「学校の美化作業とガーデニングしか土いじりはしたことない」と言いながらも一輪車で土を運ぶお母さんら、みんなが力を合わせて作業。

 阿部さんは「たくさんの人たちに奉仕作業に出てきてもらえ、うれしい限り。企業にも快く協力していただいて感激しています。いろんな試合があり、思い出があったグラウンドですが、ますます思い入れのある場所になりそうです。あともう少し土を運び、地ならしをしなければなりませんが、ここに歓声が響くのが待ち遠しいです」と話していた。


写真:溝にたまった土を、みんなですくい集めた

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