両丹日日新聞11月22日のニュース
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訃報 前福知山市長・中村稔氏、午後死去 
 23日午後3時34分、入院先の福知山市民病院で死去。76歳。自宅は福知山市岡ノ上町112-1。H2年8月3日に市長就任。4期目半ばの今年5月31日、健康上の理由で辞職していた。S23年福知山市役所採用。秘書課長、総務部長を経て52年から助役。府市長会長、全国市長会理事、日本下水道協会副会長などを歴任
 通夜は25日午後7時から、葬儀・告別式は26日午後2時から、いずれも福知山市斎場で。葬儀委員長は高日市長。喪主は長男の中村耕一郎(なかむら・こういちろう)氏[23日20:22-24日7:55]
 「対話を大事にした忍耐強い市長だった」と、10年間助役を務めた高日音彦・現市長が悲しみのコメント[23日20:50]


地区あげて施設の泥かきや倒木処理 民家の7割以上が浸水被害の石本地区


 福天地方に大きなつめ跡を残した台風23号から1カ月が過ぎ、福知山市石本自治会(和久直樹自治会長)は21日、地区あげての復旧作業をした。同地区では全世帯の7割以上が浸水被害に遭い、ボランティアの協力も受けて泥の撤去などを続けてきた。しかし、災害時の避難所になっている石本会館や神社などにはなかなか手が回らず、同日、力を合わせて倒木処理や泥かきをした。

板張りの上で集会 同地区は由良川との合流点に近い牧川沿いに民家が集中している。台風が通過した深夜、川の堤防を乗り越えた水が一気に押し寄せて一帯が湖と化し、孤立した。民家33戸のうち床上浸水が22戸、床下浸水が3戸で、泥水が1階の天井に近い床上2m以上に達したところもあった。避難場所に指定されている石本会館も床上1m96まで水がつき、壁にはその跡が残っている。

 浸水世帯では壁や床がはがされてむき出しになったままのところが目立つ。電化製品や農機具、自動車などが水没しており、被害額は28災時をはるかに上回るという。床下がまだ乾かず、1階の床板を上げたまま、2階で寝起きしている民家が大半だが、ボランティアの支援も受けて落ち着きを取り戻しつつあるなか、復興に向けた集会を計画し、同時に復旧作業をすることにした。

 石本会館は畳もなく、住民たちが座布団を持ち寄って板張りの上で集会。和久自治会長らが被害状況などを報告した。このあと、6班に分かれて作業。同会館の床下を乾かすため床板を上げ、かんがい用水路や農道の泥かき、ゲートボール場にたい積したごみ集め、稲荷神社の倒木処理などに精を出した。押し寄せた水で約200m流された舟小屋の修理、裏山が崩れた観音堂の周りの土砂も一部を取り除いた。参加者のなかには高齢の人も多く、互いに助け合いながら作業を進めていた。

 和久自治会長は「区民が元通りの生活を取り戻すまでにはまだ時間がかかりそうですが、朝の仕事を終えて京都市内からボランティアに来て下さる方もあり、涙が出る思いでした。ただこの地区では農地が冠水するなどの被害がたびたび出ています。住民からは、強固な堤防の建設や内水処理対策を進めてもらうように、むしろばたを立ててでも行政に要望に行かねばならない、との話が出ています。災害時の避難場所や情報連絡網の見直しなど課題も山積しています」と話していた。


写真上:畳がなく、板張りの上で行った集会


三和町連Pに全国協議会長賞 親子体験活動など評価受け

昨年の体験事業 三和町PTA連絡協議会(村井俊道会長)が、19日に日本PTA全国協議会長表彰を受けた。昨年度から取り組んでいる親子体験活動や読書活動などが評価され、東京・ホテルニューオータニで開かれた表彰式には、昨年度の尾松巳喜男会長が臨んだ。

 町では、あいさつ・読書・体験活動の実践に力が入れられており、PTAでも積極的に取り組んだ。土曜に親子で一緒に体験活動をする「わくわくチャレンジ教室」は人気企画の一つ。例えば三和中学校では昨年度に篆刻(てんこく)を学び、今年度は七宝焼きに挑戦している。小学校でも大型紙芝居作り、たこ作り、陶芸教室などに多くの親子が参加している。

 また各校PTAが単独で事業展開するだけでなく、連携した取り組みも行った。昨年は12月に「レッツ夢体験事業」として、杉板を使ったプランター作り教室を開催。町外からも参加者を得て約160人の親子が仲良く金づちを振るった。プランターは各自2つ作り、1つは持ち帰って、もう1つは町内の4福祉施設へ寄付し、地域や福祉への関心を広めるきっかけにもした。

 こうした取り組みは府PTA大会などでの実践発表を通じ、各地のPTAで参考にされている。


写真:親子でプランター作りをした昨年の体験事業

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