両丹日日新聞10月12日のニュース
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三和町長リコール運動始まる 町民ネットが住民投票実現へ向け

 福天合併問題をめぐり、大江町に続き三和町でも町長解職(リコール)請求署名運動が始まった。「住民投票条例制定を求める三和町民ネットワーク」は12日午前9時30分、三和町役場を訪れ、署名集めに必要な請求代表者証明書交付申請を行った。署名集めをする受認者は、住民投票を求めた前回署名運動と同じ約30人でスタートする。

申請書を提出する代表者 申請は山内利男さん(66)ら代表6人が役場を訪れ、町選挙管理委員会の土井幸馬委員長に申請書を手渡した。町選管は13日付で証明書を交付し、署名活動を告示する。活動期間は11月13日まで。町有権者の3分の1以上の署名が集まれば解職投票が行われる。9月2日現在の町有権者数は3734人で、3分の1は1245人。

 町民ネットワークは「合併という町の大きな問題には住民が意思表示できる機会を」と、住民投票条例の制定を求め、有権者の58・33%にあたる2189人の署名を添えて町長に制定請求をした。しかし町長は反対意見を添えて町議会6月定例会に上程し、議会は賛成少数で否決した。9月には1市3町の法定合併協議会の進展を受け、再度の申し入れをしたが拒否された。このため「合併問題は住民投票を認める町長のもとで」と、町長リコール運動を始めることにした。

 代表者証明書交付申請後に庁舎内で会見した山内代表は、あくまで住民投票条例を制定させるための町長リコールだという点を強調。「リコール運動は町民の間にしこりを残すという声がありますが、合併という大きな問題でしこりを残さない一番の方法が住民投票であり、その住民投票を求める運動でしこり、禍根が残るというのは言いがかりだ」と話した。

 また今回の署名集めで新たに代表となった主婦(51)は、「住民投票の際に署名した人から、あの署名はどうなったのかと聞かれました。私自身も、このまま無かったことには出来ないと思い、代表に加わりました」。同じく新たに代表となった菟原中の男性(68)は「住民投票の結果が合併に賛成でも反対でも受け入れるが、意思表示をしておかないと大きな悔いを残す。リコール運動は町長個人ではなく、公職としての町長に交代を求めるものだ」と話し、町民に訴えを広げていく決意を語った。


写真:署名集めに必要な申請書を提出する代表者たち


各地で秋祭り にぎやかに!

今安・天照神社で雨乞い練り込み踊りを披露

雨乞い練り込み踊り 福知山市今安の天照神社で10、11両日、恒例の秋まつりが営まれた。11日の本祭では、子どもたちが同地区に古くから伝わる「雨乞い練り込み踊り」を披露、大きな拍手を受けた。

 同神社は、雨の宮として信仰を集め、昔は干ばつになると、近郷近在から雨乞いのために練り込んだとされる。雨乞い練り込み踊りは大人の踊りだったが、子どもたちに伝承していこうと、10年余り前から地元の保存会(足立進会長)が指導している。

 今年も8月から練習を始め、小学1年生から中学2年生までの約20人が、境内で太鼓、笛、鉦(かね)を演奏し、うちわや扇などを手に持ち舞った。踊り手は8人で、手足をゆったり大きく動かす素朴な舞を披露した。

 10日の宵宮では、歌謡ショーやビンゴゲーム、女性たちによるうどん、おでんなどのバザー、最後にグラウンドゴルフ大会もあり、住民が交流を深めた。

牧・一宮神社では練り込み太鼓

練り込み太鼓 福知山市牧の一宮神社で10日に行われた祭礼でも多彩な催しが繰り広げられ、にぎわった。成年男子による神輿巡行のほか、中学生男子の練り込み太鼓、獅子舞、流鏑馬(やぶさめ)を披露する馬駆けなど、この神社の祭礼ならではのものも。

 府登録無形文化財の練り込み太鼓の披露には7人の中学生たちが登場。そろいの格子柄の衣装、前掛けに身を包み、ばちを大きく振り上げながら、交代で太鼓を打ち鳴らした。きりっとした表情で一心に太鼓をたたき、数え打ち、周り打ち、練り込み打ちを見せる姿を、訪れた人たちが熱心にカメラで撮影していた。


写真:子どもたちが、地元に古くから伝わる雨乞い練り込み踊りを披露した(上)男子中学生たちが、けいこを積んできた練り込み太鼓を披露した


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