両丹日日新聞10月7日のニュース
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創成大留学生ら樹人大関係者に料理指導受ける 学食の中華をさらにおいしくと

留学生に料理を指導 福知山市西小谷ケ丘、京都創成大学に6日、中国・浙江省の浙江樹人大学の関係者が訪れた。訪問メンバーの中には同大学付属レストランの経営者がいて、留学生たちが学食で作っている中華メニューの指導をした。

 一行は浙江樹人大学副校長の章清さん、大学付属レストランの経営者、杭宇云さんら4人。同大学出身者が多く留学する創成大や常葉学園などを訪れ、留学生たちの状況を見ることが目的で、同日来日した。

 大学内や留学生寮を見たあと、一行は学生食堂へ立ち寄り、留学生が作っている中華メニューのチャーハンやマーボー豆腐、手羽先のしょうゆ煮込みなどを味見した。杭さんは「味はいい。手羽先は酢を入れると更においしくなる」と留学生たちに助言。このあと実際に調理場に行き、ピーマンの炒め物と冷やし中華キャベツを作って見せた。

 留学生たちは杭さんの味付けや炒め方などをじっくりと見て、その技を学んでいた。中華メニュー作りのリーダーで4回生の銭含智さん(22)は樹人大出身。「今回は本当に勉強になりました。ピーマンの炒め物などはメニューに入れたい。教えていただいたことはしっかり生かしていきます」と話していた。


写真:杭さん(中央)の調理をじっくりと見る銭さん(右から2番目)


郷土の偉人・仙樵氏しのび法要と茶会営む 石原の洞玄寺

 福知山市石原の曹洞宗・洞玄寺(渡辺英俊住職)で6日、福知山の茶どころ・興出身の茶道家、田中仙樵(せんしょう)氏の法要と茶会が営まれ、檀家の人らが、郷土の生んだ偉人をしのんだ。

仙樵氏しのび茶会 仙樵氏は1875年に生まれた。幼少のころから漢文を学び、京都の茶道家、前田瑞雪に師事し、免許皆伝の腕前になった。後に茶道研究機関の大日本茶道学会を設立。流儀の廃止を主張し、茶道改革を訴えた。86歳で亡くなり、命日に合わせて菩提寺の同寺と同学会興支部(大槻恵美子支部長)が共催で仙樵忌を営んでいる。

 午後からの法要では、渡辺住職らが読経し、檀家の人ら関係者が次々に焼香をして冥福を祈った。さらに婦人たちが御詠歌を奉納した。和室での茶会では、参拝した人たちが床の間に飾られた仙樵氏による掛け軸を観賞したあと、同支部の女性会員たちがたてたお茶をゆっくりと味わい、茶道界で活躍した仙樵氏の功績をしのんでいた。

 本堂内では、仙樵氏の遺作展が開かれ、達磨図や山水画、書などの軸物が展示された。また、勝海舟、山岡鉄舟とともに幕末の三舟と呼ばれ、明治維新期の幕臣として知られた高橋泥舟の書の軸物も特別公開した。


写真:大日本茶道学会興支部の会員がたてたお茶を味わう人たち


竪穴式住居跡2棟確認 大江町教委が河守北遺跡の調査で

 大江町教委は6日、河守・関地区で発掘調査を進めていた河守北遺跡から、約1400年前の古墳時代後期のものと見られる竪穴式住居跡2棟と土器などが見つかった−と発表した。

堅穴式住居跡 河守土地区画整理事業に伴い、7月から事前調査をしていた。調査対象は、町の中心地を走る国道175号沿いの約500平方m。

 調査の結果、1辺が約5m四方と6・5m四方の竪穴式住居跡が確認された。過去2回の試掘で古墳時代後期から平安時代初期にかけた土器が出土し、複合遺跡があることは分かっていたが、古代住居跡が見つかったのは同地区では初めて。

 このほか、かまど跡と見られる焼土塊や床底から甕(かめ)、住居の周囲にめぐらす浅い溝、須恵器や土師器の破片が多数見つかった。さらに7世紀後半から8世紀のものと見られる布目瓦の破片が出土した。

 調査に当たった町教委の松本学博さんは「河守地区で住居跡を初めて確認でき、周辺に集落が広がっていた可能性も考えられる。布目瓦は後に瓦を使用した寺か何か公共施設が周辺に存在したことを示すもので、今後の調査でその実体に迫ることが出来るのでは」と期待していた。


写真:発掘調査で見つかった竪穴式住居跡


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