両丹日日新聞9月24日のニュース
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三和町の町民ネットがリコール運動開始決める 町長の住民投票拒否回答で

 福天合併の是非を問う住民投票条例の制定を、住民グループから再度求められていた三和町の田中敬夫町長は、22日午後に申し入れを拒否する回答を寄せた。これを受けてリコール運動の検討に入っていた住民グループは、24日朝までに、運動開始を決めた。

 住民グループは「住民投票条例制定を求める三和町民ネットワーク」。町有権者の58・33%にあたる2189人の署名を添えて、6月議会に条例制定を請求。町長は反対意見を添えて上程し、議会は反対多数で否決した。「その後も合併協議は住民の負担増で話が進んだ」として、21日、町長に再度の申し入れを行い、24日までに文書で回答するよう求めていた。 これに対して町長は22日午後、「希望には沿えない」とする拒否回答を、同ネットワーク代表の山内利男さんに届けた。

 同ネットワークでは、「この回答では民意が尊重されない」として、町長リコール運動に入ることにした。運動開始時期を検討している。


大型の竪穴式住居跡を確認 市教委の石原遺跡調査

 福知山市教委は22日、同市石原の石原遺跡第13次発掘調査結果を発表した。今回は竪穴式住居跡4棟を確認。出土遺物から判断して弥生時代末期から古墳時代のものだと考えられる。さらに、大型であるために有力者の住居か集会所的建物、あるいは大家族の住まいだと推定。13次調査地点は大型の住居跡があること、位置的に高い場所にあることなどから「集落の中心部では」と分析している。

竪穴式住居跡 同遺跡は区画整理事業の道路建設に伴う事前調査で、1988年の第1次調査から断続的に発掘調査をしてきた。これまでに縄文、弥生、古墳時代を中心にした遺構が見つかっている。13次調査は5月末から9月にかけて実施。面積は約900平方mで、A区からE区に分けて調べた。

 住居跡は円形と方形の2棟ずつを確認。このうち調査区域内の隅に位置していた円形1棟は8分の1程度しか発掘できなかったが、推定直径13mで中丹域の弥生末期の竪穴式住居としては「最大級」だという。

 円形の特徴は、内周に沿って帯状に1段高い段差がある、雨水や地下水などを防ぐ周壁溝の内部にも溝があり、方形は周壁溝が一部で2重になっていることなどが挙げられる。遺物としては弥生末期の土器などが出土した。

 生涯学習課の永谷隆夫主査は「石原遺跡についてはこれまでから平均より大きい竪穴式住居跡が確認されており、『石原遺跡は大型の竪穴式住居がある』ことが特徴だといえる」と話している。

 また、南側丘陵の石原城跡に近い地点からは、大量生産されていた生活雑器の瓦器など中世の遺物を発掘。石原城との関連があるのではと、市教委は関心を高めており、今後の調査に期待している。

 市教委は25日午前11時から現地説明会をする。小雨決行。


写真:竪穴式住居跡4棟が確認された


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