両丹日日新聞9月22日のニュース
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大江町の住民グループが町長リコールの署名活動へ 有権者の3分の1必要

 大江町選挙管理委員会は22日、1市3町の合併問題で伊藤堯夫町長の解職(リコール)運動に取り組む町民グループ「3143ふるさと大江を愛するネットワーク」に対し、署名活動に必要な町長解職請求の代証明書の交付を受ける代表表者証明書を交付した。

 このグループは、上野實さん(76)ら住民代表12人でつくっている。福知山市、三和町、夜久野町との合併問題で、その可否を問う住民投票条例の制定を求めた直接請求が6月議会で否決されたのを受け、住民投票を求めて活動したグループがほぼ同じ顔ぶれで立ち上げた。

 17日に「住民投票の実施を求める有権者の66%に当たる3143人もの声を無視し、合併を急ぐ町長の姿勢は地方自治と民主主義を踏みにじるもの」とし、署名活動に必要な代表者証明書交付申請を町選管に提出していた。

 町長解職の住民投票を実施するには、有権者(9月2日現在4752人)の3分の1以上の有効署名が必要で、署名活動は証明書交付から1カ月(10月22日まで)と決められている。同グループでは「きょうにも署名用紙を配布し、23日から本格的に集め、有権者の半数以上の2500人を目標に活動を展開したい」としている。


写真:町選管から署名活動に必要な証明書の交付を受ける町民グループの代表


神秘の宇宙に夢膨らむ 市児童科学館でロケット開発者が講演

 福知山市三段池公園内の市児童科学館で18日、「宇宙の日」を記念した講演会が開かれた。親子連れや中学校の理科クラブ生らが訪れ、日本の宇宙開発の拠点・宇宙科学研究本部の工学博士、清水幸夫さんから、宇宙の神秘やロケット開発についての話を聴き、果てしない宇宙への夢を膨らませた。
清水博士からロケットの説明を受ける
 清水さんは、日本の工学試験衛星「たんせい4号」や小惑星探査機「はやぶさ」などを打ち上げるロケットエンジンの開発従事者。その一方で、次世代に宇宙開発についての関心を高めるための講師として活躍している。

 講演会では、まず宇宙開発の歴史に触れ、日本初のロケット実験が1955年に行われ、日本初の人工衛星が70年に打ち上げられたことなどを紹介。毛利衛宇宙飛行士が92年にスペースシャトルで宇宙に飛び立ち、この日を記念して「宇宙の日」が定められたことを説明した。

 宇宙の神秘を探るコーナーでは、人工衛星が活躍しているのは地上400−500km、現在観測されている最も遠い宇宙は137億光年、月の表面の温度は太陽の光が当たる部分が100度以上、当たらない所が零下200度などと話し、参加者は熱心に聴き入っていた。

 小惑星探査機「はやぶさ」をテーマにした映画が上映されたあと、清水さんは小惑星からのサンプル回収などを目的にはやぶさが飛ばされており、07年夏にオーストラリアの砂漠でカプセルに入ったサンプルを回収する予定にしていると計画を説明。「ロケットには高いコスト、安全性の問題があるが、世界では国だけでなく、7カ国の民間企業が有人宇宙ロケットの開発を進めており、一般の人たちが宇宙に行ける日は近いかもしれない」と締めくくった。


写真:宇宙科学研究本部の清水博士から、模型を使ってロケットの説明を受ける参加者


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