両丹日日新聞9月18日のニュース
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「地域を幸せに 自分たちも幸せに」 夜久野中の生徒が町民の願いかなえる活動

運動広場の清掃をする生徒 「地域を幸せにして自分たちも一緒に幸せになろう」との思いを込めて、夜久野町高内、夜久野中学校の生徒たちが、「町民の願いをかなえる」取り組みを始めた。初回となる17日は要望のあった公園などの清掃をした。

 生徒たちは6月、難病の子どもたちの夢をかなえるボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパン」の事務局長、大野寿子さんの講演を聴いた。夢がかなった子どもたちは、笑顔と生きる力を持ち、そのことが自分たちにも幸せをもたらしてくれる、という大野さんの考えに深い感銘を受けた。生徒たちは生徒会を中心に「メイク・ア・ウィッシュ・オブ・夜久野中学校」を立ち上げた。

 事前に区長や老人会長らにビラを配るなどして呼びかけ、小倉運動広場と学校周辺の清掃の依頼を受けた。毎年行っている全学年でのクリーン作戦に合わせて実施した。

 このほど132人の全校生徒一人ひとりに、大野さんから手紙が届いた。自分だけにあてられた手紙を受け取った生徒たちはメイク・ア・ウィッシュ・オブ・夜久野中学校への気持ちをまた一つ深めている。21日からは次の要望に応える活動を始める。


写真:町民の要望を受けて小倉運動広場の清掃をした


川口中の生徒11人がプロの役者と舞台に立つ 劇団うりんこ公演で伸びのび演技

 福知山市野花、川口中学校(塩見明洋校長、106人)で17日、プロの劇団公演があり、劇中、同校の生徒11人が登場し、役者たちと一緒に舞台に立った。文化庁の「本物の舞台芸術体験事業」で、生徒たちはこの日のために劇についての事前学習や練習を重ね、本番では伸びのびとした演技を見せた。

プロの役者と舞台に立つ生徒 同事業は、演劇やオーケストラなどのステージを鑑賞し、各団体などと共演することで、本物の舞台芸術を身近に感じられるようにするのが目的。

 今回、同校で公演したのは名古屋を本拠地に、全国各地で公演を続ける劇団「うりんこ」で、400年前のイギリスの物語「シェイクスピアを盗め」を上演した。物語は、速記術にたけた14歳の少年、ウイッジが劇団に入り込みシェイクスピアの「ハムレット」の台本を盗んでくるように命令されたが、団員たちと次第に打ち解けあい、人間的に成長していく−といった内容。

 同校の生徒たちは7月2日に学校を訪れた同劇団員たちを講師に、演劇などについて学び、公演に出演希望の1−3年生11人が演技指導を受けた。生徒たちが登場するのは2場面で、冒頭で台本を盗んだ主人公を捕まえる劇団員として登場。もう1シーンは劇団員の朝げいこで空手の練習などをする役を演じた。

 生徒たちは公演直前にリハーサルをし、本番に臨んだが、多くの人たちの前でも気後れすることなく、元気で息のピッタリ合った演技を見せた。全校生徒や地域の人たちのほか、北陵中学校の生徒16人も鑑賞。生徒らの演技中は一層舞台にくぎづけになっていた。

 出演した3年生の生徒会長、井関将仁君(15)は「少し緊張しましたが、自分では納得いく演技ができた。参加できて楽しく、いい思い出にもなりました」と喜んでいた。


写真:劇団員の朝げいこのシーンでは、空手の形を披露


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