両丹日日新聞9月17日のニュース
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大江町の住民グループが町長の解職請求書出す 合併で「民意無視の姿勢問題」と

 福天1市3町の合併問題で、住民投票条例の制定を求めて直接請求したものの、町議会で否決された大江町の住民グループが17日朝、「民意を無視した伊藤堯夫町長の姿勢は問題」として、同町長の解職(リコール)請求書を町選管に提出した。事務手続きが済み次第、22日から必要な署名活動を展開するとしている。

解職請求書を提出 福知山市、三和町、夜久野町との合併協議が進む中、住民代表10人で構成する「大江町住民投票ネットワーク」は、有権者の66%にあたる3143人の署名を集め、合併の可否を問う住民投票条例制定を求めた。

 しかし、伊藤町長は6月議会に、住民投票はなじまないとする反対意見書を添えて提案、賛成少数で否決された。8月には1市3町の合併協議会で会長に就任した高日音彦市長が11月に合併調印し、12月の市町議会に上程したい考えを示した。

 これを受けて同グループは「町がなくなる大問題であり、住民投票を求める多くの町民の意思を無視し合併を進める伊藤町長の姿勢は、地方自治と民主主義を踏みにじるものであり、責任は重大」として、ほぼ同じ顔ぶれ12人で新たに「3143ふるさと大江を愛するネットワーク」を立ち上げてリコールに取り組むことにした。

 午前9時に上野實さん(76)らグループ代表4人が町役場を訪れ、町選管に町長解職請求書と署名活動に必要な代表者証明書交付申請書を提出した。

 このあと町総合会館で記者会見し、代表して上野さんがリコール運動の趣旨を説明した。上野さんは「町長も町議会も、住民投票を求めた有権者66%もの多くの声を民意として扱わなかった。このままでは合併協議がどんどん進んでいく。住民の意思が反映されない以上、新しい町長のもとで住民が合併の判断を出来るようにしたい」と述べた。

 地方自治法では、町長の解職は、有権者の3分の1以上の有効署名を集め、選管の審査や縦覧を経たうえで解職の賛否を問う住民投票を実施。賛成が有効投票の半数以上を占めれば解職になる。

 グループは、町選管の証明書交付が見込める22日から署名集めを始めたい考えで、有権者(9月2日現在、4752人)の過半数2500人以上を目標にしたいという。


写真:町長の解職請求書を町選管に提出するグループ代表の上野さん


移転先に恵まれ火渡り地蔵堂 開眼式 北本町1区で

火渡り地蔵堂開眼式 福知山市北本町1区で、長年にわたって火渡り地蔵堂が鎮座していた土地が売却されることになり、お堂がこのほど移転、17日に開眼式が行われた。

 1949年(昭和24年)に火渡り地蔵ができ、その後お堂を整備するなど、55年にわたり区民に親しまれてきたが、このほど移転しなければならなくなった。移転場所を探していたがなかなか見つからず、困っていたところ、このことを知った京都ルネス病院の冨士原正人院長から、北本町1区にある病院駐車場の一角を使ってとの言葉をもらい、安置場所を確保することができた。

 区民ら32人が見守る中、同日午前10時から開眼式が始まった。野田隆自治会長が「冨士原院長さんのご厚意に感謝しています。これからも末永く大切にしていきましょう」とあいさつ。区民は「この地蔵のおかげで区内では大きな火事がない。ありがたいことです」「北本町1区にあってこその火渡り地蔵ですね」と、地区内で移転できたことを喜んでいた。


写真:区民らが見守る中行われた開眼式


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