両丹日日新聞9月10日のニュース
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大江町が二俣に鬼の里定住団地を建設 今年度内の完成めざす

 大江町は、二俣地区に町営住宅・鬼の里定住促進団地を建設する。15日に開会する9月定例議会に工事請負契約締結案を上程し、可決されればすぐにも工事にかかり、今年度内の完成をめざす。町内の町営住宅では、最も大きい規模になる。

団地が建設される二俣の予定地 町は、少子高齢化が進み人口の減少が続く。これに歯止めをかけるため若者定住策を展開しており、今回の住宅団地建設もその一つ。建設地は、府道綾部大江宮津線沿い。

 02年7月に同町波美に若者のU・J・Iターン者対象の鬼の里Uターン広場を造った。町での生活を体験する短期滞在施設で、6カ月ごとに更新し最長3年間滞在できる。この最長期限が来年7月に切れることからその受け皿として建設する。

 建設地は、人口の減少が著しい河守上地内で、学校や郵便局、北近畿タンゴ鉄道の駅に近い利便性のよい所を選んだ。近くの美鈴小学校は児童数が減少し、複式学級の可能性もあり、若者向け住宅を造ることで人口減に歯止めをかけたい考えだ。

 敷地面積は約4690平方m。鉄筋コンクリート造り地下1階(駐車場)地上2階建ての住宅2棟と2階建て住宅2棟の計4棟を建設する。すべて2LDKで4棟合わせて30家族(戸)が入居できる。

 このほか鉄骨平屋建ての集会場(約99平方m)と駐輪場2棟を建てる。住民が集う広場も造る。総事業費は3億3600万円。地元の河守工業が請け負う。完成すれば、1999年と2000年に建設した二俣住宅計12戸を上回る最も大きい町営住宅になる。

 賃貸料など入居条件は今後決めていく。


写真:町営住宅団地が建築される同町二俣の予定地


合併住民投票条例案議員提案で再び上程へ 15日開会の夜久野町議会

 夜久野町議会6月定例会でいったん否決された福知山、三和、夜久野、大江1市3町の合併を問う住民投票条例制定案が、15日開会の9月定例会に、議員提案で再び上程される。

 6月定例会では、住民グループが6割以上の町民の署名を集めて請求したものだが、今回は議員発議で提出する。

 これとは別に、議員定数を14人から10人にするための条例改正案も提出される。


創成大留学生が原付で日本一周 「帰国までに見聞広めておきたい」と

 京都創成大学の中国人留学生、陳洪亮さん(24)が、12日から「原付日本一周の旅」に出る。現在4年生で「中国へ帰る前に、一番小さい力で日本を旅して見聞を広めたい」と思い立っての計画。まず日本海を北上して北海道を目指した後、太平洋側を南下。九州を回って10月中旬に戻ってくる予定でいる。

中古のバイクと陳さん 陳さんは河北省の出身。10代のころは自転車でどこまででも走っていく自転車少年だったという。日本一周は創成大2年の時に思い立ち、準備をしてきた。

 時間が限られるため自転車は断念して50ccバイクを使うことに。バイク店で中古のカブを購入し「友好号」と名付けた。これにテントや着替えなど最小限の荷物を積み込み、自炊しながら各地を巡る。「荷物は少なくしたけど重たいし、バイクは中古で力が弱いから、急な山の道では押して上がることになるでしょう」と笑う。

 旅費は10万円。市内の宅配ピザ店でバイトをしてためた。

 観光客が喜ぶ場所よりも、普通の村や町を多く回り、「素顔の日本を見て、そこで暮らす人たちと話がしたい」と、陳さん。有名な場所を避けるという意味ではなく、何カ所か楽しみにしている所もある。最果ての宗谷岬。魯迅が過ごした仙台。横浜中華街や東京。広島の原爆ドームも「重要な歴史として見ておきたい」と話す。

 帰国後は日中合弁会社で働くことを希望しており、「日本の良いところを、いっぱい見てきます」と、出発を前に心わきたたせている。


写真:中古で購入した「友好号」と陳さん


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