両丹日日新聞9月8日のニュース
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台風18号 再び猛烈な風襲う  福天地方にも被害、けがや自主避難の人も

 西日本を中心に記録的な風災害をもたらした台風18号は、7日午後に府北部も暴風域に巻き込みながら日本海を北上、福天地方も強風による被害が出た。大江町では男性2人がけが。福知山市では成仁小屋根の一部がめくれた体育館学校の体育館屋根の一部がめくれあがり、各地で倒木被害などがあった。市営住宅では屋根の損壊で3世帯が自主避難。交通機関も乱れ、JRと北近畿タンゴ鉄道は一時運転を見合わせ、舞鶴若狭自動車道は通行止めとなった。住宅の屋根の損壊、停電なども発生し、1週間前の台風16号に続き、市民生活を混乱させた。

 福知山市は7日午前10時30分に災害警戒本部(本部長・高日音彦市長)を設置、情報の収集にあたった。市が同日午後10時現在でまとめたところでは、市内での倒木は31件、屋根の破損15件(うち住宅8件)、電線の切断1件、通行止め2件など。このほか学校関係では、5小中学校でガラスが割れた。屋根の損壊で雨漏りしている学校も。市営つつじが丘団地では屋根の破損によって3人が、丘児童センターに自主避難した。

 市は7日午後9時40分に同本部を解散したが、8日も各地の状況を調べており、農作物などを含めさらに被害が増える可能性がある。三和、夜久野、大江3町でも同様に調べを進めている。

成仁小体育館の屋根一部めくれる カラー鉄板製200平方m

 福知山市中坂町の成仁小学校(徳田憲雄校長、232人)では7日午後5時前、体育館のカラー鉄板製屋根約200平方mが暴風にあおられ、めくれあがった。

雨が吹き込んだ 体育館は1976年の開校時からの施設で、古くなっていた。91年に屋根の多くを雨漏り改修しており、この時に補修した部分は、めくれずに済んだ。

 児童は全員下校しており、けがは無かった。

 カラー鉄板の下に敷いてあった防音板なども飛ばされ、体育館内に雨が吹き込んだが、ピアノなどの備品に被害は無かった。

 一夜明けた8日朝は、登校してきた児童たちが体育館を見上げて「うわ、すごいことになってる!」と驚きの声を上げ、遠巻きに見守っていた。

 19日の運動会へ向け、体育館も使いながら練習に励んでいるところだったが、当面は使用できなくなった。市教委では応急復旧をしてから修繕をすることにしており、具体的な方法の検討を急いでいる。


写真:登校して来た児童が驚きながら体育館を見上げる(上) 屋根がめくれ、雨が吹き込んだ成仁小体育館


議員定数の協議進展なく継続審議に 福天合併協小委員会

 福知山市・三和町・夜久野町・大江町合併協議会の総務・企画・議会小委員会が7日、大江町河守の町総合会館で開かれた。議題は「議会の議員の定数及び任期の取り扱い」に関することについて。同小委員会は今回で5回目。初回は顔合わせで、昨年8月25日に開催された2回目からは同じ議題を協議してきているが、今回も進展はなく、継続審議となった。

 議員定数と任期について、福知山市側は現市議会に各町から2人ずつ増やし総定数を32とする「定数特例」を提言。3町側は3町議会も全議員が残り総定数を68とする「在任特例」を提言し、これまで平行線をたどってきた。

 この日も議論に進展は無く、それぞれが議会に持ち帰り、各議会の意見を集約してから1市3町の正副議長で集まり、一定の方向性を見いだし、小委員会に提出する−ことを申し合わせた。

 議会外から選出されている委員からは「今回で決定するのかと思っていたが。次回には一定の方向を」との声が出ていた。


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