両丹日日新聞8月19日のニュース
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「11月に調印、12月上程」めどに 3カ月ぶりの福天合併協で高日市長が考え示す

 福知山市・三和町・夜久野町・大江町合併協議会は18日、福知山市篠尾新町のサンプラザ万助で第15回会合を開いた。5月19日に開催して以降、3カ月ぶり。会長として初めて臨んだ高日音彦市長は、私見として「11月に合併調印、12月に1市3町議会に合併議案上程」をめざして、合併協議に臨む姿勢を伝えた。
あいさつする高日市長
 高日市長は冒頭、「当初の合併スケジュールでは8月に合併調印する予定だったが、(会合の)中断でスケジュール的にはたいへん厳しいものと思う。私としては、11月に合併調印、12月に市町議会に上程し、議論していただき、可決されれば幸い。委員のみなさんには精力的な協議をお願いしたい」とあいさつした。

 さらに、来年3月31日までに市町村議会で議決し、都道府県知事に合併申請、さらに06年3月31日までに合併すれば、現行の合併特例法が適用される「改正合併特例法」を視野に入れている高日市長は、「時間が切迫している。提案された協議事項はその日のうちに終えられるよう議論を進めたい」と、円滑な協議への協力を求めた。また、合併の期日については「来年3月中」と決まっていたが、協議会で再考する考えを示した。

10年度に保育料統一 乳幼児医療助成に所得制限

 委員47人が出席した会合では、いずれも継続審議だった「児童福祉事業」「保育所(園)・乳幼児保育」「商工事業」の取り扱いについて協議。3項目とも確認した。

 児童福祉は、3町のみ実施している3歳から就学前まで対象にしている乳幼児医療助成を、合併後は保護者の所得税額が「3万円未満」の乳幼児を対象に実施することに加え、国や府に制度の拡充を求め、新市で財源を確保したうえで、「速やかに拡大を図る」ことで折り合いがついた。

 保育所(園)・乳幼児保育は、保育料は福知山市の料金に合わせるが、市と町の保育料に差があるため、「激変緩和措置として段階的に調整し2010年度に統一する」などとした。

 商工事業は、「商工会議所、商工会については、行政の合併と連動し組織の一元化に向けた検討をするよう要請する」「行政が補助金を交付する事業は段階的に見直しを行う」などとした。
 次回は9月1日午後1時30分から、大江町総合会館で開く。


写真:「11月に合併調印を」とあいさつする高日市長


茂山一門迎え大原神社で狂言 千之丞さんら出演

茂山千之丞さん 三和町大原、大原神社絵馬殿で29日午後3時30分から狂言鑑賞会が開かれる。府指定文化財の絵馬殿を舞台に、古典芸能でありながら庶民の楽しみでもあり続ける狂言を堪能する催し。出演は茂山千之丞さんら茂山一門の5人。町文化協会とNPO法人丹波・みわが主催し、両丹日日新聞社などが後援する。

 千之丞さんは1923年、11世千五郎の次男として生まれ、物心つく前から舞台に立ってきた。46年、23歳で千之丞を襲名。能楽界数百年のタブーを破って、能狂言師として初めてラジオ、テレビで他のジャンルの俳優たちと共演し、狂言以外に前衛劇に出演したり異端と呼ばれる活動もしてきたが、演じられなくなっていた狂言の復活上演にも力を注ぎ、99年には紫綬褒章を受けた。
狂言
 鑑賞会では最初に千之丞さんが「狂言のおはなし」をした後、茂山あきらさん、茂山童司さんによる「仏師」。千之丞さん、童司さん、増田浩紀さんによる「蝸牛」が演じられる。

 「仏師」は仏像を求めて都に上った田舎者(でんじゃもの)を、すっぱ(シテ)が自分は仏師だとかたり、さらに仏像になりすましてだまそうとする演目。「蝸牛」は、主人に言いつけられて寿命長遠の薬になるという蝸牛(かたつむり)を取りに行った太郎冠者が、山伏にからかわれ、山伏を蝸牛だと思いこむという演目。参加協力金500円。問い合わせは「丹波・みわ」事務局、電話(58)3717へ。


写真:茂山千之丞さん(上)

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