両丹日日新聞8月10日のニュース
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「何が出るかな?」 大江町の児童らが河守北遺跡で発掘体験

発掘調査を体験する児童 大江町教育委員会は9日、国道175号沿いの河守北遺跡で、児童対象の遺跡発掘ドキドキ体験講座を開き、3小学校の児童7人が発掘調査をした。

 夏休みの児童を対象にした体験講座の一つ。同遺跡は、河守土地区画整理事業が始まるのを前に事前調査を進めており、対象エリアは約600平方m。古墳時代から奈良時代にかけた遺跡と見られている。

 講座では、初めに町教委文化財担当の松本学博さんから、町内の遺跡や石器などの出土品の説明を受けた。続いて遺跡内に入り、赤土の所どころに丸い黒土を確認。「ここは柱か柵(さく)、あるいはゴミ捨て場の跡と見られます。遺跡調査では当時の生活様式が分かるゴミ捨て場がとても大事です」などと説明を受け、掘り方を教わって作業を開始した。

 子どもたちは、厳しい暑さのなか道具を手に決められた深さの土を少しずつ掘り起こした。時々出土する遺物に「これは土器?」と尋ねたり、「あっ、出てきた」と歓声を上げたりしながら懸命に作業をし、古代に思いをはせていた。


写真:河守北遺跡で発掘調査を体験する児童たち


民家の壁に戦争の名残


白壁を青く塗った跡 第2次世界大戦が終わって来年で60年となる。福知山市石原の民家には、戦時中に敵の戦闘機からの爆撃を避けるため、白壁を青色に塗った跡がいまだに残っている。

 石原駅近くにある大槻堯さん(78)宅。戦時中、石原周辺の民家には日本軍から、家の壁が白いと敵機から爆撃を受ける恐れがある−として、黒く塗るように通達があった。

 「せっかくの白壁を塗るのは反対」と意義を唱える人もいたが、その人が飛行機に乗って自分の家を見てびっくり。よく目立つのが分かり、すぐに村中が壁を塗ったという。地域では区画整理が進み、住宅の建て替えなどで、当時の青壁の名残はほとんどない。大槻さん宅は印刷用の青インクを使い塗った。2階の壁は風雨を受けにくい部分だけ、いまだに消えずにある。

 色は薄くなっているが、その跡は戦争の歴史を今に伝える「生き証人」となっている。


写真:青色に塗った跡が残る壁


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