両丹日日新聞7月24日のニュース
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夜久野町畑で銅山の焼き窯3基確認 江戸初期のものか

 夜久野町畑で、江戸初期から稼働していたと見られる神明山銅山の焼き窯(銅鉱石の精錬跡)3基がこのほど確認された。町教委は25日午後1時30分から現地説明会を開く。だれでも参加できる。

明神山銅山の焼き窯 神明山銅山については町史編さん事業に伴い調査が進められている。現地では以前に、鉱石を掘る出入り口の「間歩(まぶ)」や鉱石を加熱して銅を取り出したあとに残るカス「スラッグ」などが見つかっていた。間歩の近くに焼き窯がある可能性が高いとして、昨年秋に測量し7月初旬から確認調査に乗り出していた。

 間歩の前に広がる平たん部を調べた結果、約20cmの表土をはいだところで赤橙色の面が現れ、加熱を受けたこぶし大のスラッグ片なども出土、焼き窯を確認した。

 調査をした町史編さん委員長で考古担当の前田豊邦さん=大阪府豊能町=は「焼き窯の形は、江戸中期ごろから四角になっていくのですが、今回見つかったものはだ円状で、より古いものだと思われます」と話している。窯の構造は地山を掘り込み床面に木炭を敷き詰め、マサ土と炭灰をのせた上に窯を築いたものと考えられる、という。今後の調査は最初に見つかった1号窯(140cm×120cm)を中心に進める。

 現地説明会では資料を配布して前田さんが解説をする。現地につながる同町畑区の西の谷集落入り口に案内看板を立てる。説明会は1時間30分程度を見込んでいる。


写真:掘り出された神明山銅山の焼き窯(町教委提供)


長寿を喜びあう施設に 市高齢者福祉センター しゅん工式

 福知山市は24日午前10時30分から、長田上松に完成した市高齢者福祉センター「ほほえみの里」のしゅん工式を現地で行った。市、工事関係者、地元の人ら約100人が集まり、完成を喜んだ。

 センターは、02年3月末まで使用していた市立養護老人ホーム・福寿園の跡地に建設。昨秋着工し、総事業費約3億7千万円をかけて今年5月31日に完成させた。今井工務店とアシダ組の共同企業体が請け負った。
新しい施設の完成を祝った
 建物は鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ床面積1309平方m。1階は、老人デイサービスセンター、居宅介護支援事業所、機能訓練室、事務室、食堂、浴室などを置いた。

 2階は、おおむね60歳以上の独居者や高齢者夫婦を対象に一定期間の居住スペースを提供する「生活支援ハウス」。一室約22.2平方mの洋室8室と和室2室があり、それぞれミニキッチンやトイレなどが付いている。病院を退院した直後の生活に不安があったり、家族の都合で世話が困難だったりする高齢者などの利用を想定している。利用料は最高で月額5万円。利用料のほかに必要経費がいる。最長1年利用できる。

 公設民営方式で、運営は社会福祉法人・福知山学園に委託する。

 しゅん工式に先立ち、高日音彦市長や中村稔前市長らがテープカットをし、愛称「ほほえみの里」を刻んだ記念碑の除幕をした。このあと、式典で高日市長は、「地域の高齢者福祉の拠点施設として、ともに長寿を喜び合える社会の実現をめざして活用したい」とあいさつ。工事の経過報告などをした。

開所日は9月1日。利用に関する問い合わせは電話(24)7013の市高齢者福祉課へ。


写真:新しい施設の完成を祝った


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