両丹日日新聞7月17日のニュース
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府福知山高技専が「販売実務科」を10月新設 北部の知的障害者対象に6カ月訓練

 福知山市平野町、府立福知山高等技術専門校(柴田伸之校長)は、知的障害者を対象にした職業訓練のための「販売実務科」を新設し、10月1日から開講する。府北部地域の障害者の自立、支援が目的で、26日から受講者を募集する。

 国の「障害者の自立就労支援事業」のモデル指定を受けて新設、開講する。現在同校では家具工芸、測量など計5科ある。

 訓練内容は、スーパーなどでの後方支援業務(バックヤード作業)に必要な商品知識や商品の仕分け、パック詰め、陳列などの作業、レジスターの使い方などの基本的な販売実務のほか、パソコンの簡単な入力作業ができるようにする。漢字の読み書き、基礎計算、職場のルール、安全、健康管理などについても学ぶ。今回の訓練期間は3月16日までの約6カ月間。

 訓練は学科、実技に分け、講師には府立中丹養護学校のOB職員や販売についての知識を持った人らを予定しており、基本的に2人で教えるが、アドバイザーらも置くことにしている。教室は今年度から廃科となった電気システム科の実習棟を改装し、学科などが学べるようにするほか、模擬店舗を設け、実技訓練も出来るようにする。

 募集定員は10人で、公共職業安定所に求職登録をしている知的障害者らが対象になる。授業料はいらないが、教材費などは個人負担となる。試験は9月1日に同校であり、筆記試験と面接などをする。応募期間は8月20日までで、入校願書などを、住所地を管轄する公共職業安定所に提出する。問い合わせは同校=電話(27)6212=へ。


巧みな仕掛けの食虫植物 市植物園で92品種、145鉢並べる

ハエトリソウ 虫を栄養源にして命をつなぐ食虫植物の展示が、17日から福知山市猪崎の市植物園で始まった。大地に根付く植物が、自由に動き回る虫をいかに捕らえるか、やせた大地で育つものならではの知恵が見て取れる。

 食虫植物は、栄養分が乏しい土地に分布しており、虫を栄養素として取り入れるために、おびきよせる巧みな仕掛けを備え持っている。

 「ハエトリソウ」の武器は、2枚貝のような葉。普段は開いて虫を待ち受け、この葉の内側で虫を感知すると、瞬く間に葉を閉じるという仕掛け。「ウツボカズラ」の姿はツボ状で、きれいな色や蜜で誘い込み、あとは虫が滑り落ちるのを待つ。このほかにも、南米のギアナ高地にのみ分布する希少な「ヘリアンフォラ」もある。展示しているのは92品種、145鉢。一部即売している。

 小笠原巖園長は「夏休みの宿題にも役立つと思いますので、来園を」と話している。

 同展は8月29日まで。入場料がいる。問い合わせは電話(22)6617の市植物園へ。


写真:2枚の葉を武器にするハエトリソウ


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