両丹日日新聞7月12日のニュース
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参院選 京都選挙区 福知山でも福山氏(民主)トップ

 年金問題やイラク問題などを争点にした参議院議員選挙は11日に投開票された。京都選挙区(改選数2)では、民主党現職の福山哲郎氏(42)が48万票を取って再選を果たし、自民党新顔の二之湯智氏(59)が6年前の選挙で失った自民の議席を奪還した。共産党現職の西山登紀子氏(60)は3選を果たすことができなかった。共産党は1968年以来、36年間守り続けてきた京都での議席を失った。選挙区の投票率は54・60%(前回55・55%)だった。

 今回選挙は年金改革法案やイラクの多国籍軍参加が最大の争点で、京都選挙区では自民、民主、共産の3つどもえの戦いとなった。

 福山氏は、1期6年間の実績とともに、年金制度の一元化などを訴え、民主党の支持層だけでなく、年金問題などへの批判票を取り込み、無党派層への支持も広げた。また自民党を支援してきた商工会議所の一部から今回初めて推薦を受けたことなどで、保守層にも輪を広げ、有利に選挙戦を進めてきた。民主党が昨秋の衆院選で議席を伸ばした勢いをそのまま今回の選挙につなげた。得票総数は6年前の選挙より8万8000票多く、府内49市区町村のうち31市区町で1位を獲得、福知山市でも国政選挙で初めて自民党候補を上回る票を取った。

 二之湯氏は、6年前の選挙で初めて失った議席を奪還するため、公明党の推薦を受け選挙戦に臨み、17年間務めた京都市会議員の経験を生かし、地方主権や教育改革などを訴えた。新顔で知名度不足が心配されたが、多くの組織、団体の支援を受けて自民党の支持を固めるとともに、公明党の支援も受けて初の当選を果たした。

 西山氏は、同選挙区で長年獲得してきた議席を死守するため、党をあげて選挙戦を展開してきた。2期12年にわたる国会での実績を踏まえ、年金改革、改憲などへの反対を訴えていったが、衆院選同様に、自民、民主の2大政党への流れに飲み込まれた形となり、革新の灯をともし続けることはできなかった。

 福山氏を推した大橋健府議は「自民党の強い福知山で、福山氏が票を上回ったことは歴史的で意義ある出来事だ。今回だけでなくこの傾向が続くように頑張りたい」話す。

 二之湯氏を推した家元丈夫府議は「失っていた議席を取り戻すことができ本当によかった。福知山市での票が民主党候補より下回ったのは自民党への批判などが影響している。今後地盤の強化を図っていきたい」と話した。

 西山氏を推した杉本玄太郎・共産党中丹地区委員長は「昨秋の衆院選と比べると、半歩前進したが、2大政党の壁は厚かった。今後草の根からの戦いを作っていかなければならない」と述べた。


解体を惜しむ声も 大江町旧役場庁舎で「なつかしの写真展」

 今年度中の解体が決まっている大江町河守の旧役場庁舎で、「なつかしの写真展」が開かれ、32年間、町の中心として活躍した旧庁舎と、その周辺の様子を撮影した古い写真約130点が展示されている。

なつかしの写真展 企画したのは、河守7地区の住民でつくる「河守まちづくり委員会」。町民の思い出がたくさん詰まった旧庁舎の歩みを写真で振り返ろうと、町民に広く提供を呼びかけた。

 写真は、昭和20年代から60年代までのものが多い。大江町合併記念のアーチ(昭和26年)▽木造だったころの大江病院(同28年)▽子らが映画を楽しんだ八千代映劇(同30年)▽第9回国民体育大会聖火リレー(同29年)▽舗装工事中の関の交差点(同31年)▽庁舎閉庁式(同62年)など、旧庁舎とその周辺のにぎわいや町民の暮らしぶりがうかがえる。

 初日の10日は、恒例の金刀比羅まつりもあり、会場は多くの人でにぎわった。同委員会は「今回は、大江町の記念誌から抜粋したものが半分以上を占めましたが、写真展を見て『こういう写真ならうちにいっぱいある』と言う人がたくさん出てきたので、次回はさらに充実したものになるでしょう」。また「解体するのはもったいない。デイサービスの施設にするとか、何とか利用できないか」という惜しむ声が多く聞かれるという。

 写真展は18日まで。時間は午前10時から午後6時まで。入場無料。


写真:旧庁舎とその周辺のにぎわいがうかがえる写真約130点を展示している


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