両丹日日新聞7月9日のニュース
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盲導犬と訓練士招き講演会 遷喬小で正しい理解呼びかける

 福知山市石原、遷喬小学校(蘆田恵美子校長、265人)で8日、盲導犬と訓練士を招いた講演会が開かれ、目の不自由な人を助ける盲導犬について学んだ。

 同校と遷喬公民館(大槻恒彦館長)が共催したもので、盲導犬への理解を深めることで人を思いやる心を養うねらい。関西盲導犬協会の歩行指導員、青木言剛さんと盲導犬ノビーが来校した。全児童に加えて保護者、地域の人ら約40人も参加した。

訓練の一部を実演した 青木さんは映画「クイール」や本などで盲導犬が取り上げられることが増えているが「実際に働いている姿を見る機会は少ない」として、出張講演で各地を回っている。

 現在、目の不自由な人は全国で38万9500人ほどいるが、盲導犬は948頭にとどまると紹介。そして、盲導犬は視覚障害者の目となり手となって役立っていることは知られているが「犬の食事やトイレ、ブラッシングなどの世話がきちんとできる人しか盲導犬と一緒にはなれませんし、4週間かけて一緒に歩く訓練もします」と、人間側も歩みよることが不可欠と説明した。

 盲導犬は府内ではわずか15頭しかおらず、福知山市内には1頭もいないという。盲導犬について様々なことを話した青木さんは「もし見かけたら、盲導犬は仕事をしているところだから邪魔をしないであげてください」とお願いした。

 ノビーと一緒に歩行訓練などを実演。段差の前では危険を人に教えるよう訓練されており、ノビーも階段の前ではピタっと止まって動かない。青木さんの「グッド、グッド」の声を聞いて動き出した。盲導犬は厳しい訓練を乗り越えた犬、との認識があるが、幼犬時代に温かいパピーウオーカーの家庭で過ごすこと、大好きな遊びの中から学ぶ訓練が、優秀な盲導犬を生むと話した。

 盲導犬を連れた人が店に入れない、乗り物に乗れないなどの問題は、法律が出来たことで「補助犬として入ることができるようになりました」と話したが、現実としては意識の浸透はまだまだ完全ではないとして、児童たちに正しい理解を呼びかけた。


写真:青木さんとノビーが、盲導犬の訓練の一部を実演した


身近な自然から環境の大切さ学ぶ 有仁小の4、5年生が宮川で水生生物など調査

水生生物を調べる児童ら 大江町の有仁小学校(河田晋校長)の4、5年生22人が8日、由良川支流の宮川で水質や水生生物の生息を調べ、身近なところから自然環境の大切さを学んだ。

 総合的な学習の時間で取り組んだ。国土交通省福知山河川国道事務所の職員や福知山市自然科学協力員会の会員の8人が協力し、宮川の新車瀬橋下の浅瀬で調査した。

 児童たちは、それぞれ採集用の網などをもって川の中に入り、友だちと一緒に川底の石に生息するいろいろな生き物を捕まえた。それを職員や協力員らに見せて「これは何なの」と尋ね、虫眼鏡で観察するなど一生懸命に取り組んでいた。

 児童たちは学校に戻り、水質検査の結果や生物の採取内容をまとめ、後日発表することにしている。


写真:川にいた水生生物を採取して調べる児童ら


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