両丹日日新聞7月8日のニュース
福知山のニュースは両丹日日新聞WEB両丹で


「保留地売却促進」を提案 構造改革特区で福知山市が初めて

 福知山市は、国の構造改革特区に、土地区画整理事業で整備される保留地に関して規制緩和を図る「保留地売却促進特区」を提案した。提案は初めて。

 保留地の所有権移転登記は、整備が完了する換地処分後に行われるため、整備途中では保留地を購入したい人がこれを担保として金融機関の融資が受けられない。そのため、整備途中では保留地の売却が進まず、いわば長期間、土地を遊ばせておくことになる。

 そこで市は、換地処分前でも所有権に匹敵する権原を保留地に持たせ、金融機関の担保権が成立する法整備を提案。それにより、購入者が金融機関から融資を受けやすくなり、整備途中での保留地売却がスムーズにできる。市企画推進課では、住宅、店舗などの建設が進めば地域の活性化にもつながるうえ、保留地の売却は事業費に充てられるため、資金計画のうえで事業運営が円滑に図れる−と期待している。

 構造改革特区は、地域を限定して規制緩和を行うというもの。国が6月の1カ月間、第5次として地方自治体や企業などから提案を募っていた。府内からは7件提案されている。今後、国は関係省庁と可否の判断などを行う。


ガラスと漆 光の対比を見せる作品展始まる 夜久野町の木と漆の館

作品と小池さん夫妻 夜久野町夜久野高原農匠の郷、木と漆の館で8日から、小池靖さん、由佳子さん夫妻による「ガラス・漆作品展」が始まった。光を透過させて輝きを放つガラスと、光を吸い込んで深みを感じさせる漆の対比がおもしろい作品展になっている。

 夫妻は綾部市在住。靖さんは長く漆によるガラスへの加飾法を研究していて、今回も漆を塗ったガラスの皿、ぐい飲みを出品している。ガラスと漆はなじみにくく、2つの素材を融合させた作品を手がける作家は少ない。このほか球体のペーパーウエイトなどを並べている。

 由佳子さんは漆塗りの角皿や小屏風(びょうぶ)、足つき菓子器、絵画のようなオブジェなどを飾った。漆が持つ「深み」に現代感覚の配色を加えていて目を引く。

 作品展は8月3日まで。水曜日休館。館内では漆の絵付け体験などができ、夏休み中には宿題に取り組む親子の姿が毎年見られる。


写真:作品と小池さん夫妻


最新のニュース 以前のニュース 連載・特集記事
福知山の最新ニュースをお届けします両丹日日新聞WEB両丹