両丹日日新聞6月25日のニュース
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SL常設、芝公園、花畑− 駅周辺整備に市民らが意見を発表

 「降りてみたくなる駅前に」−。福知山駅周辺整備で駅南北にできる広場と公園の将来像を探ってきた福知山市民が23日夜、市民会館で発表会をした。魅力ある福知山の新しい玄関口にしようと描いた予想図について、各個人が抱く思いを語りながら説明した。

市民らが意見を発表 周辺整備で近い将来、駅南北に広大な広場と公園ができる。そこで市の福知山駅周辺整備室は、整備計画を立案するにあたって住民の意見を参考にしようと、市民参加型のワークショップ立ち上げを計画。公募したところ、自営業や大学生ら21人が集まり、3班に分かれて何度も意見を出し合ってきた。

 「鉄道の街・福知山にふさわしい駅前に」と希望する青年は、転車台に本物のSLを常設し、定期的に煙突から煙が出て、アニメ「銀河鉄道999」のテーマソングが流れるなど鉄道関連づくしの整備を提案。

 駅やその近くに休む場所がないと常々感じている大学生は、「息が抜ける場所を」と要望した。

 多くの人は「憩いの場所になるように」と、天然芝を敷いた公園、花畑、夜になると7色の光があたる噴水、オープンカフェなどの設置を希望。このほか、無料駐車場、ミニコンサートができるイベント広場、大屋根がついた公園、トイレなどを整備する案を続々と発表した。

 発表会では、整備事業にかかわる市職員が市民の意見を聞き、熱心にメモを取るなどしていた。同駅周辺整備室では、「出された案で取り入れられるものは、活用していきたい」と話している。


写真:各班に分かれ、1班ずつ説明した


家庭的な雰囲気大切にきめ細やかなサービスを デイセンター「清水の園」7月1日開所

 福知山市東羽合に、元市職員、衣川英夫さん(58)が介護保険の指定施設となるデイサービスセンターを建設した。近くに市内有数の名水の地・清水公園の池があることから「清水の園」と名付け、7月1日にオープンさせる。定員は1日15人で、家庭的な雰囲気のなかで利用者一人ひとりに合ったきめ細やかなサービスを提供するという。

完成したデイサービスセンター 衣川さんは34年間、福知山市役所に勤め、長田の養護老人ホーム・福寿園の園長などを務めた。4年前の春、介護保険事業がスタートし、在宅福祉サービスの充実が求められるなかで、島原市の病院で働いている次男の英和さん(26)が理学療法士の資格を取得。これを機に福祉への関心が一層高まり、「生きることの楽しさ、人生の喜び」を感じてもらう交流の場を作ろうと決意した。今年に入ってから有限会社を立ち上げる一方、施設の建設を進めてきた。

 施設は、木造2階建て延べ162.55平方m。1階に機能訓練室・談話室、食堂・娯楽室、畳の間、生活談話室、厨房、浴室、トイレなど、2階にはスタッフのみが使う事務室と休憩室、更衣室を配置。家庭的な温かな空間にするため廊下や各部屋に木製の腰板を張るなど工夫している。府まちづくり条例の整備基準の適合も受け、高齢者に優しい造りにしている。今安の金田工務店が請け負った。

 サービスは送迎、健康チェック、入浴、食事、機能訓練、相談など。管理者の衣川さんのほか、看護師、介護士、生活相談員、調理師、運転手計11人がスタッフを務め、交代制で常時7人が勤務する。年末年始を除き年間360日開ける。

 衣川さんは「家庭と同じ浴槽に入り、畳に寝転がってテレビを見るのも手芸を楽しむのも自由。思いやりがあり、行き届いたサービスを運営方針に、心豊かな老後を送ってもらえるようにしたい。利用者それぞれに合ったきめ細かな心配りを第一に考え、『あの人(スタッフ)がいるから利用したい』といわれる施設になるように頑張りたい」と話している。

 27日から見学会を開く。午前9時から午後4時30分ごろまで自由に見学できる。問い合わせは同センター=電話(25)4460=へ。


写真:完成した施設と衣川さん


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