両丹日日新聞6月22日のニュース
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光秀まつる御霊神社 10月に鎮座300年大祭 境内社改修、記念誌発行も

 明智光秀をまつる福知山市中ノの御霊神社(岡部一稔宮司)が、来年に鎮座300年を迎える。穀物の神の宇賀御霊と合祀(ごうし)されて創建以来、商売繁盛や五穀豊じょうの守護神として、三たん一円の人たちに親しまれてきた。記念事業として、丹波光秀ききょう祭に合わせて10月に大祭を営むほか、境内社の改修などを進める。
御霊神社
 同神社は江戸時代中期の1705年、租税の免除や治水など福知山発展の基礎を築いた光秀の霊を、広小路の大エノキの下にまつられていた宇賀御霊の社に合祀したのが始まりとされる。1737年には福知山藩の許可で、御霊会が始まり、商売繁盛の祭りとして三たん一のにぎわいをみせてきた。

 大正時代初めの1916年に広小路が西に大拡張され、御霊公園が造成された。このとき同神社も現在地に移築された。79年には現在の拝殿・幣殿、92年には舞殿が完成。84年には境内に治水の守護神の堤防神社が建設され、市の中心にある社としての尊厳が一層高まった。

 300年祭記念事業は福知山商工会議所、同神社奉賛会、堤防愛護会の関係者らで300年祭奉祝事業委員会を組織して準備を進めている。

 大祭は10月1日に宵宮祭、同2日に本祭を営む。改修関係では、老朽化が進んでいる境内社の恵比寿神社の覆屋根を大改修し、同神社の拝殿を増築するほか、社殿、社務所の整備、300年記念碑の建立などを計画している。また、同神社が所蔵する市指定文化財の光秀直筆の書状、家中軍法などを集めた展示会、記念誌の発行も予定している。

 岡部宮司は「福知山の発展とともに歩んできた当社が、300年というめでたい節目を迎えることになり、市民の喜びも大きいと思う。多くの方々に奉賛の協力をいただき、一同感謝しています。光秀公への関心も全国的に高まっており、当社を守り発展させ、歴史を後世に伝えていきたい」と話している。

 なお、奉賛の申し込みは現在も受け付けており、同神社関係の古文書、写真の提供の協力も呼びかけている。問い合わせは同神社=電話(22)2255=へ。


写真:明智光秀の霊をまつる御霊神社


植物の薬効など学ぶ 福高2年生が武田農場を見学

薬用植物の説明を受ける 福知山市土師、福知山高校(内藤行雄校長)の理数系コース2年生80人が22日午前8時40分から、同市長田の武田薬品工業福知山農場(渡辺斉農場長)で理科の特別授業を受けた。場内で育成している植物の薬品への応用などについて理解を深めた。

 府教委の「高等学校きらめく魅力推進事業」の一環として実施したもので、同校では、郷土を担う科学人を育てることを目的に、物理、生物系の講師を迎え、話を聞いたり、施設見学をしたりしている。

 同農場では薬の原料となる木や草の保存などに努めており、30万平方mの敷地に約3万5000本が植えられている。生徒たちは5班に分かれて場内を見学。職員から、キキョウやカリン、ベニバナなどの形態や薬としての効能などについて説明を受けた。

 カリンはせき止めに、オケラは健胃・利尿剤として使われることなどを聞き、しっかりとメモに記していた。牧俊太君(16)は「農場はかなり広く、普段何気なく見ている植物も薬などに使われていることが分かりました。いい勉強になりました」と話していた。


写真:職員から薬用植物についての説明を受ける生徒たち

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