両丹日日新聞6月15日のニュース
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春繭124kgを初出荷 福知山と大江の2農家

純白の春繭 福知山市勅使の旧JAふくちやま下川口支店で14日、今年初めての春繭の出荷があった。福知山市と大江町の養蚕農家2戸から繭約124kgが出荷された。

 中丹地域は、かつて養蚕が盛んで、ほとんどの家で蚕を飼っていたが、今では福知山市の2戸と大江町の1戸になった。この日出荷したのは、福知山市の桐村弥一さん(71)・さゆりさん(68)夫婦と大江町の野村忠司さん(71)・末子さん(70)夫婦の2農家。

 桐村さん宅では約2万匹、野村さん宅では約4万匹を買い入れ、ともに5月20日に掃き立てをした。その後、毎日新鮮な桑の葉を与えるなど大切に育ててきた。

 集荷場には、布袋に詰めた純白の繭が大切に運び込まれた。JA京都の職員が重さを量ったあと、運送業者の手で高知県の製糸工場に運ばれた。

 両農家は「この春は順調に生育し、近年にないよい繭が取れました」と表情も明るかった。しかし、出荷額が1kg2800円の時期もあったが、今では平均1500円から1600円程度と低迷。「投資をしないで済むからどうにかやれています。採算を考えるととても」と話していた。


写真:2農家から持ち込まれた純白の春繭


「その振り込み大丈夫!?」ATMの画面に表示 オレオレ詐欺など防ぐた北都信金が

 全国的に広がるオレオレ詐欺と架空請求。警察などへの相談も後を絶たない。どちらも被害者をだまして口座振り込みを要求するパターンで、最後のとりでとなる金融機関でも注意を呼びかけるための対策が講じられている。

ATMの画面に表示 京都北都信用金庫はATM(自動現金預払機)のモニターに「その振り込みは大丈夫!?」「もう一度ご確認を」との画面表示を取り入れ、注意を呼びかけている。同信金は「被害を未然に防ぐ方法として導入した」としている。

 4月後半からスケジュールを組み、7月中にも営業エリア全域での導入作業を終える計画。機種によっては不可能なものもあるが、できるものはすべてに導入するという。

 福天地方では、すでに導入作業が完了している。買い物客が立ち寄るため利用者が多い福知山市岩井の同信金ジャスコ福知山出張所では、5月18日から画面表示をしている。

 同出張所には全3台のATMに備えられている。画面は待機状態では引き出しなどの項目の左側に表示、振り込みなどの作業を行うと画面いっぱいにオレオレ詐欺と架空請求に関する表示が現れる。

 安井宏出張所長は「実際に来店の方が現金を扱われる場所なので、効果があると思います。声かけと併せて被害が出ないように努めていきたい」と話している。

 他の金融機関でも、ATMコーナーに注意を呼びかけるポスターを設ける、無人のATMからの振り込みを制限する−などの処置が取られている。

 福知山署によると、今年2月から14日までの相談件数はオレオレ詐欺が4件、架空請求が約170件。この間に架空請求で振り込みが2件ほどあったが、ほとんどが詐欺とわかっているものの不安があるために相談をしてくる人で、認知は広まっていると見ている。


写真:画面表示することで利用者への視覚的啓発に効果が期待されている

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