両丹日日新聞5月28日のニュース
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香り豊かに山椒の出荷盛ん 三和町の農家がJAへ次々と

山椒の出荷盛ん 三和町で山椒(サンショウ)の出荷が、いま盛ん。町内の水稲栽培農家が約800戸、山椒の出荷農家は、その半数ほどに及び、町農林業の大事な柱の一つになっている。ことしは霜害もなく、順調に生育し、野山の香りを凝縮した緑の実がたくさん収穫されている。

 千束のJA京都にのくに三和支店では15日ごろから出荷が始まり、今週がピークとなった。連日、農家の人たちが次々と訪れ、房になった実を出荷。受け取った職員が2kgと5kgの箱に移し替えて、京都市場や加工業者へ送り出している。

 今年は天候が良かったことから房の数は多いものの、房の大きさが、やや小ぶり。当初は大豊作が予想されたが、収量はちょっと少なめとなっている。それでも「今月いっぱいで7トンほどの出荷になりそう」と三和支店。

 いまの季節に取り残した実は、8月になって赤く色づいたころに漢方薬の原料として出荷される。


写真:野山の香りを凝縮した実が連日出荷されている


長安寺に新位牌堂「蓮華堂」が完成 29日に落慶法要

 福知山市奥野部の臨済宗南禅寺派・長安寺(正木義昭住職)に、位牌堂が完成した。従来の3倍近い位牌を安置できる。29日に南禅寺派管長の香南軒老大師を導師に迎えて落慶法要を営む。

長安寺の新位牌堂 同寺では現在、本堂内に約150柱の位牌を安置しているが、手狭になったことなどから、新築計画が持ち上がった。壇信徒らが位牌堂建立委員会(足立良隆委員長)を組織し、本堂右手奥に3年がかりで位牌堂を建設した。

 位牌堂は鉄筋コンクリート造りの平屋建てで、24畳の広さがある。内部は木造で、位牌を並べる段の中央に阿弥陀如来座像を安置し、天井には同寺境内に咲く四季折々の花が描かれている。香南軒老大師が「蓮華堂」と命名した。また位牌堂の周りには重さ12トンほどの石を2つ並べて、江戸末期まであった「鶴と亀の庭」を復元した。

 総事業費は約5600万円。イソダ建築事務所が設計、森田工務店が施工した。

 正木住職は「長い歴史を持つこの寺は、みなさんのご先祖と歴代住職の寺門護持、仏法興隆の道念によって支えられてきました。そのご恩に少しでも報いるため、位牌堂が建立できたものと思っています」と話す。また足立委員長は「位牌堂は壇信徒のご先祖様をまつるとともに、法要教化の場でもあります。こんご壇信徒は心を一つにして、長安寺の護持発展のため努力していきたい」と完成を喜んでいる。


写真:「蓮華堂」には、今までの3倍近い位牌が安置できるようになった

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