両丹日日新聞4月23日のニュース
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合併問題の住民投票求め夜久野でも署名活動開始

 大江、三和両町に続き夜久野町でも22日、住民グループが福天1市3町の合併の賛否を問う住民投票条例制定を求める署名活動の申請書を町に提出、23日午前に請求代表者証明書が交付され、1カ月間の署名活動に入った。

申請書を提出 申請したのは「住民投票を実現する会」。昨年春から学習会などを開いてきた「夜久野町合併問題を考える会」のメンバーら、住民投票を求める住民たちで構成。22日午前9時から立ち上げの最終会議を開き、同11時過ぎに請求代表者らが申請書を町に提出した。

 請求代表者の一人、西本積春さん(74)は「昨年1月の町議選のときは対等合併で、ということだったが、実際は編入になっている。合併問題はあくまで住民みんなで決めたい。するにしてもしないにしても、住民全体で取り組んでいけたら、との思いがある」と話す。

 条例制定請求書では、「財政が大変だから合併しかない、という議論が一方的に流されている現状にある」として「住民投票は合併に賛成の人も反対の人も一致できる点であり、なるべく多くの町民の意思が表明された上で、それが尊重されて決定されることが地方自治の精神からも必要と考える」と結んでいる。

 請求代表者の委任を受けて署名を集める受任者は現在100人弱で、今後の活動の展開とともに増やしていく考え。町の有権者数は4134人で、条例制定を求めるのに必要な署名は有権者数の50分の1だが、過半数を目指すという。

 現在、合併協議に臨んでいる大江輝久夫町長は住民投票について「合併協議会でこれから協議をしていかなければならないことを決めてから最終的な判断をすべきであり、単純に白か黒かと決められる問題ではないと思う。実施の考えはない」としている。


写真:請求代表者が町役場を訪れ署名活動の申請書を提出した


ウルトラマンの生みの親、成田亨さんの遺作展 大江町の交流博物館

成田亨さんの遺作展 大江町仏性寺、酒呑童子の里にある日本の鬼の交流博物館(村上政市館長)で、24日から国民的ヒーロー・ウルトラマンの生みの親、成田亨さんの遺作展「鬼と怪獣」が開かれる。会場には岩手県北上市の鬼の館に展示されている鬼のレリーフの複製品をはじめ、ウルトラマンのミニチュア、鬼や怪獣の絵など多数展示される。5月9日まで。

 成田さんは、武蔵野美術大学彫刻科を卒業。東宝映画「ゴジラ」の撮影所にアルバイトに行ったのがきっかけで造型・美術助手に。1966年から始まったウルトラマンシリーズの美術監督となり、「ガラモン」「バルタン星人」など次々にユニークな怪獣を作り出した。

 大江町には鬼に興味を持って訪れ、それが縁で酒呑童子の里に大きなブロンズの「大江山の鬼のモニュメント」を制作した。成田さんの最高傑作で、生前この像を我が子のように愛し、何度も訪れた。しかし、02年に脳こうそくで亡くなった。

 遺作展は、春の特別展として開催する。岩手県北上市の鬼の館に展示される鬼のレリーフの複製品7点のほか、鬼や怪獣の絵7点と下絵約90点、ウルトラマンのミニチュア2点を展示する。鬼のレリーフは、ブロンズの本物そっくりに作られ、恐ろしい表情と勇ましい姿が表現されている。

 同博物館では「成田さんにとって、生み出した怪獣はウルトラマンと対峙(たいじ)するもう一つの神でした。急逝され2年。成田さんの独創の世界に触れて下さい」と来場を呼びかけている。

 期間中は30日と5月6日が休館。開館時間は午前9時−午後5時。入館料は一般300円、高校生200円、小中学生150円。ただし町民は期間中無料になる。


写真:岩手県北上市の鬼の館に展示されている成田さん制作の鬼のレリーフの複製品


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