両丹日日新聞4月13日のニュース
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市民病院がナースキャップを廃止 「象徴」より「機能性」

 福知山市民病院は、3年ごとの看護衣の更新期に合わせ、9日から看護師の制服を一新した。これまでの白衣を薄い黄色系統の服に改め、スカートをズボンにして機能性を高めた。同時に「看護婦」のシンボルだったナースキャップを廃止した。

機能的な看護衣 ナースキャップは看護の道を歩む人の象徴。看護学校でも、看護師の卵としてキャップをかぶせてもらう戴帽式は特別な意味を持つセレモニーになっている。患者とその家族はキャップに大きな信頼を寄せ、安心感を得てきた。一方でキャップは患者の世話をする際に引っかかったりして邪魔になることも。機能面ではキャップをかぶる意味はなく、廃止する病院が近年増えてきた。

 市民病院では、看護衣の更新期を前にして昨年4月、看護部内に看護衣検討委員会を設け、キャップ廃止も含めて新しいユニホームの検討を重ねてきた。「やはりキャップは残すべき」との声もあったが、多くの意見は「廃止」だった。

 男性の看護師はキャップがなく、女性だけが着用することは、男女共同参画社会時代に合わない。また医師や技師らもキャップが無いことから、思い切って廃止することになった。検討委員会の委員長を務めた森由香里副看護部長らは「今まで以上に信頼される看護に努めることで、キャップが無くても患者さんたちに安心してもらえるようにしたい」と話している。

 新しい看護衣はズボンがオフホワイトの無地。上着はオフホワイトとミドルイエローの生地にダークイエローの柄を入れ「全体的に温かみがあり、やさしいイメージ」にした。女性、男性でカットは違うが、色、柄は同じ。222人分を更新した。


写真:キャップがなくなり、スカートがズボンになり機能的になった


鳥インフルエンザによる移動制限解除 府が「終息宣言」出す

 府は13日、丹波町で発生した高病原性鳥インフルエンザに伴う鶏や鶏卵の移動制限措置をすべて解除し、「終息宣言」を出した。感染発覚から46日ぶりに出荷や移動が自由にできるようになった。

 府は2月27日、丹波町の浅田農産船井農場で鳥インフルエンザを疑う鶏の大量死が発覚したため、同農場から半径30km以内の鶏や卵などの移動自粛を要請。正式に感染が確認された同29日に家畜伝染病予防法に基づき移動制限を発令した。

 その後、同農場に近い高田養鶏場でも感染が見つかり拡大。これまでに両養鶏場の鶏約24万羽を殺処分するとともに両施設一帯を消毒するなど感染拡大の防止に全力を挙げてきた。

 この結果、他の農場への感染はなく、今月1日には移動制限区域を半径5km以内に縮小。同圏内以外は、府に届け出れば鶏や卵の出荷ができるようになった。

 終息宣言を出すにあたって府は、3月22日の防疫措置完了後、計2回、30km圏内にある約150の養鶏場で清浄性確認検査を実施し、異常がなかったことから国と協議し、13日午前0時をもって移動制限区域の解除を決めた。道路沿いに設けていた消毒ポイントも廃止した。


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