両丹日日新聞4月7日のニュース
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全国先駆けの「雲原砂防」村づくり振り返る冊子出す 府福知山土木事務所

 府福知山土木事務所はこのほど、福知山市北西部の旧雲原村(現雲原地区)での砂防事業を中心とした村づくりを振り返る冊子「雲原砂防と地域のくらし」を発行した。雲原村は全国で先駆的な砂防工事が取り組まれたとされ、地区振興の様子を知る上で貴重な資料となっている。

「雲原砂防」の冊子 雲原村は8集落からなり、周囲は山で囲まれている。昔から河川などの災害が多く、1934年の室戸台風では大きな土砂災害を受けたことから、当時の西原亀三・村長が、災害を受けない村にするため、水源から下流までの流域全体を改修する砂防工事を行うことを決め、国に働きかけて工事が実現した。

 流域全体を考えた工事は全国初で、これを機に各地で行われるようになったという。地域では砂防事業とともに農地の改良と住宅の改善など様々な取り組みが行われた。

 冊子は砂防事業と地域づくりの歴史を振り返ることで、地域住民が砂防への理解を深め、防災意識を高め、地域の将来を考えるきっかけにしてもらおうと発行。地元の人らでつくる「雲原砂防とふるさとづくり委員会」(委員長・荒木幹雄京都創成大学教授)が編集した。

 冊子では台風の被害を機に、34年から18年かけて取り組まれた砂防工事の状況を紹介。堰堤(えんてい)や流路工などが出来ていく様子を写真入りで説明している。このほか砂防工事とともに進められた農地改良や地域の資源を生かした農業生産の増強などの地域づくりについても紹介している。

 また砂防事業実施当時の地域の暮らしの様子、現在の生活状況なども載せている。

 冊子はA4判、50ページ。3000部作り、地区の各戸や地元小中学校、自治会関係者らに配布。このほか一般の希望者は同土木事務所河川砂防課へ。先着100人。無料。


写真:冊子は地域の人たちでつくる「雲原砂防とふるさとづくり委員会」が編集した


夜久野高原のシダレザクラ5分咲き ライトアップも始まる

 夜久野町夜久野高原、府緑化センターのシダレザクラが5分咲きとなり観光客らの目を楽しませている。7日夜からライトアップも始まり、今週末ごろに満開の見込み。10、11両日にはシダレザクラを彩るイベントが催される。

夜久野高原のシダレザクラ 同センターのシダレザクラは、開花すると見事な花の回廊が出来上がるため、この時期になると町内外から多くの人が足を運ぶ。

 同センターによると「7分咲きのものもあるが全体的には5分咲き。土日ごろに満開になるのでは」と話している。

週末にイベント企画 ミニコンサートなど

 10、11両日は、まちおこしグループときめき会、町観光協会、やくのふる里公社で作る実行委員会が主催して「しだれ桜の夕べ」と題したイベントをする。

 両日ともにシダレザクラをバックにした花見コンサートを企画しており、10日午後7時と同8時からの2回はフルートとクラリネットのミニコンサートがある。11日正午からは琴演奏。

 両日ともに午前10時から午後4時まで、同センターと農匠の郷間をコースにしたウオークラリーや特産品販売コーナーなどを設ける。

 ライトアップは、ときめき会が中心となって毎年行っており、桜並木が暗闇に鮮やかに映える。ライトアップ期間は開花状況に合わせて設定しており、13日ごろまでを見込んでいる。時間は各日とも午後6時30分−同10時。

写真:シダレザクラを楽しみに、足を運ぶ人が増えている


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