両丹日日新聞3月9日のニュース
福知山のニュースは両丹日日新聞WEB両丹で


継続事業中心に安全・環境面に力を入れる 夜久野町新年度予算案

 夜久野町の2004年度当初予算案が8日、発表された。一般会計は前年度当初より15.5%増の41億1000万円を組んだ。特別9会計を加えた総額は64億8920万円で前年度当初より12%の伸び。文化・保健福祉複合施設建設を核とする継続事業が中心になり、大型新規事業はないものの保育園の安全対策、降雪被害による森林整備などを新たに予算化している。町は「行政サービスの現状を維持しながらの厳しい予算編成となったが、今やらねばならない継続事業を中心に新規事業は安全面、環境面に力を入れた」としている。11日開会の3月定例議会に上程する。(以下100万円未満切り捨て)

 95、96年度に借り入れた減税補てん債の借り換え費を除いた一般会計の実質予算は40億4900万円(前年度当初比13.8%)になる。

旧竜城中学校跡地造成工事 継続事業では、前年度から2カ年計画で額田の旧竜城中学校跡地で進めている文化・保健福祉複合施設建設事業の建設工事費用など、継続費の残り全額8億6900万円を当初予算で計上しており、予算全体の底上げになった。04年度で完了する農匠の郷の土地の買い戻しには1億400万円を組む。

 新規事業では、大油子の不燃物処理場水処理施設の老朽化に伴う修繕費として1900万円。昨年12月の降雪による倒木被害の早期回復と間伐の増進のための補助金関係で300万円。不審者乱入を防ぐために中夜久野、下夜久野両保育園のフェンスを高くするなどの安全対策に600万円を予算化している。

 一般会計の歳入では依存財源が例年並みの74.1%を占める。地方交付税は特別交付税を含め5.6%増の17億円を見込んでいるが、普通交付税だけでみると6000万円のカット。町債を22.7%増の8億6800万円(減税補てん債含む)発行し、財政調整基金などから5億6400万円繰り入れ財源を確保する。加えて複合施設建設関係では、施設内の保健センター部分の建設については、国民健康保険特別会計から1億円を取り崩して一般会計に繰り入れる。

 一般会計の歳出のうち22.3%を占める公債費は04年度にピークを迎えるとして、4.3%増の9億1800万円になっているが、前年度に繰り上げ償還をしているため、伸び率を抑えられたとしている。

 特別会計では、住宅用地開発事業が117.5%の大幅増の8700万円を計上しているが、用地の選定は未定。


写真:文化・保健福祉複合施設建設に向けて造成工事が進められている額田の旧竜城中学校跡地



三和町営ワンルーム近く完成 企業誘致に向け

三和町営住宅 三和町議会3月定例会は9日午前9時から本会議を再開、町立地企業等従業員住宅設置及び管理に関する条例を可決した。京都北部中核工業団地(エコートピア京都三和)の役場側入り口(千束)に町が建設したワンルーム型住宅の条例で、建物は現在建設工事が急ピッチで進んでおり、近く完成する。

 昨年の12月定例会で企業誘致事業費として1億3600万円を補正予算計上して着工した。軽量鉄骨2階建て2棟。単身者用ワンルームを1棟に10戸、計20戸整備している。

 可決した条例では、住宅の名称は「ヴィラージュみわ」。月額家賃は4万円だが、住民票を移すことなどを条件に政策的減額を行うため、実質的な家賃は月額2万円になる。


写真:工事が進む従業員住宅「ヴィラージュみわ」


最新のニュース 以前のニュース 連載・特集記事
福知山の最新ニュースをお届けします両丹日日新聞WEB両丹