両丹日日新聞3月30日のニュース
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中丹養護校に間伐材の整理棚導入

間伐材の整理棚 福知山市私市、府立中丹養護学校に、府内産の間伐材を使った3段ボックス24個が導入された。府教委の府立学校施設木材活用推進事業で、新学期から各教室に置き、整理棚として使う。

 事業は2002年度から始めており、間伐材での備品を使うことで、生徒らに地球環境保全の大切さを実感してもらうとともに、林業関係従事者の雇用機会確保を目的としている。

 今回府内では高校や養護学校の計33校に、府内産のスギ、ヒノキで作ったテーブルやいす、屋外ベンチなど600個を導入した。

 3段ボックスは丈夫で、ほのかな木の香りがし、同校では「教室などに置くと癒やしにもなりそうです。大切に使いたい」と話している。


写真:新学期から各教室に置く3段ボックス


高齢者や働く女性を支援 自宅にサポートセンター開設

 家庭的な雰囲気のなかで気軽に過ごせる場を−と、福知山市の高齢者、児童援護士、虎谷マツヨさん(58)が4月11日、自宅を開放し、高齢者や働く女性を対象にしたサポートセンターを開設する。多様な福祉サービスの利用支援、1人暮らしのお年寄りの話し相手、乳幼児の一時預かりなど、幅広い活動を計画しており、京都市のNPO法人・日本高齢者児童援護振興協会(岡本優代表)の支援を受けて運営する。

虎谷さん 虎谷さんは、元看護師で綾部市内の病院を中心に約25年間務めた。高齢化が急速に進み、働く女性が増えるなかで、公的サービスと地域全体での住民同士の支え合いが両立する社会づくりが求められており、お年寄りや乳幼児、お母さんらが気軽に集える場の必要性を感じたという。

 一昨年から、元京都市民生児童委員連盟会長で大学講師も務める岡本代表宅に通って勉強し、京都市内の高齢者福祉施設などの視察も重ね、高齢者、児童援護士と生活支援員の資格を取得した。

 地域福祉の支援拠点となるセンターは、自宅の3部屋を開放して運営する。高齢者を対象にした支援は、介護保険や同保険適用外の福祉サービスを利用しやすくするための情報提供、1人暮らしのお年寄り宅に出向いての話し相手、センターでの仲間づくり活動などを計画。働く女性を対象にした支援は、乳幼児の一時預かり、保育園の迎え、母親と連携を取ってのしつけ、育児の電話相談などを予定している。

 小回りが利く活動をするため、病院勤務時の同僚らに協力を呼びかけ、虎谷さんのほか、看護師、保育士、ホームヘルパー計7人のスタッフ態勢をとる。利用料金はとくに決めず、ガソリン代や飲食物などの実費程度にとどめる考え。基本的に日曜日や休日を除いては休まず活動する。

 虎谷さんは「一般的な福祉サービスではなく、助け合いの精神でする活動。家庭的な雰囲気を大切にしたいので、開放する部屋も今のままの状態にしておきたい。近所の方々も気楽に集まって過ごしてもらえる場になればと思っています。岡本代表とも連携を取り、高齢者、児童福祉についての相談にできる限り答えることができるようにしたい」と意気込んでいる。

 11日午前10時から、福知山市土師のホテルロイヤルヒル福知山で、岡本代表や福祉関係者らを迎えて開設式を兼ねた茶話会を開く。関心のある人はだれでも参加できる。一般の参加は500円程度がいる。問い合わせは同センター=電話(23)4650=へ。


写真:「家庭的な雰囲気を大切に活動をしたい」という虎谷さん


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