両丹日日新聞3月16日のニュース
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議員在任「趣旨にそぐわず」 合併問題で中村市長 大江病院の併設は困難

 福知山市議会は15日に再開され、4会派が代表質疑をした。福天1市3町の合併問題に絡み、複数の議員が合併後の「議会議員の定数」「大江病院のあり方」「支所機能」について中村稔市長の見解を求めた。

 議会議員の定数は、編入合併で了承された福天の場合、原則として現市議26人は在職、現3町議の計42人は失職する。しかし、合併協議会の小委員会では(1)「定数特例」を活用し、3町にそれぞれ選挙区を設けて1町から新市議2人ずつを増員選挙で選び、32人にする(2)「在任特例」を活用し全68議員が現市議の残任期間(2007年4月30日)まで残る−の2つの特例活用案で意見が割れ、結論が出ていない。

 「住民の関心が高い」とするこの問題について中村市長は、行財政のスリム化の観点から在任特例で3町議の計42人が在任し、現市議と合わせ68人体制になることには「合併の趣旨にそぐわない」と賛同せず、「定数特例を活用した32人が妥当という意見が大半を占めているようだが、小委員会で激論をしてもらいたい」との答えにとどめた。

 また、大江町民が存続を願う大江病院に関しては「8万3千人の新市として、大江病院を(市民病院と)合わせて経営していくことは困難だと思う。ただ診療所でやっていただくなら話は違ってくるが」と答弁。現町役場の支所機能については「窓口業務や最小限の現場の対応業務に必要な組織や機能が望ましいと考えている」とした。

 ただ、慎重な問題だけに「合併協議会の場で議論をしたい」と述べた。


待望の工場操業始まる 三和町の工業団地

進出第1号のクリエイティア 三和町の京都北部中核工業団地(エコートピア京都三和)で、いよいよ工場の操業が始まった。進出第1号企業の萬代紙工が建設した工場が完成、15日から本格稼働を始めた。同社は同日から社名を「クリエイティア」に変更し、新しいスタートを切った。地元では「念願の操業が始まり、うれしい。企業誘致に弾みがつく」と歓迎の声が上がっている。

 同社は大阪市浪速区に本社を置く洋紙製造会社。レジのロール紙やハンディー端末のロール紙、インクジェット紙などを得意としている。新製品の開発にも熱心で、和紙のインクジェット紙などヒット商品を持つ。大阪市の本社工場と三重県に松阪工場を構えていたが、工場間の輸送経費削減などを図るため生産施設を1工場に集約することにし、エコートピアに進出した。

 工場の従業員は25人で、8人は本社・松阪工場から移り、17人を地元採用した。うち新卒採用は4人。初年度は8億円の出荷を見込む。敷地は約3600平方m。建物は約1800平方mの工場棟と2階建ての事務棟延べ約150平方m。将来の増設にも対応できる。投資総額約3億円。

 同社の森本一朗社長は「本社工場の立地場所はいろんな制約があったが、工業団地は生産環境が良い。また北部には熱心で優秀な人材が多く、進出してきて良かったです」と話している。

 完工式は26日に開く。


写真:進出第1号工場となったクリエイティア


福天3校で626人合格 府立高校で発表

 府立高校の合格発表が16日、各校で一斉に行われた。福天地方の福知山、府立工業、大江3校で計626人が合格し、喜びの「春」をつかんだ。

府立高校合格発表 福知山市土師、福知山高校では朝早くから生徒や父母、中学校の教諭らが詰め掛けた。午前9時に合格者の受験番号が記された模造紙が張り出されると、生徒たちは食い入るように見つめ、番号があると「やった」「あった」と、友だち同士で抱き合い、カメラ付きの携帯電話で自分の番号を撮影するなどの姿が見られた。普通2類・理数に受かった生徒は「受験勉強はきつかったけど、頑張って勉強をした。高校では友だちをいっぱいつくりたい」と話していた。

 一方で番号がなく、肩を落とす生徒の姿もあり、悲喜こもごもの光景が見られた。

 3校の合格者数は次の通り。
 【福知山】普通1類160人▽同2類・人文40人▽同・理数80人▽三和分校・農業16人、家政8人【工業】機械プランニング、生産システム、電気エネルギー、電子コミュニケーション、情報システム各40人【大江】普通1類28人▽同2類34人▽ソフト経済60人


写真:抱きあって合格を喜ぶ生徒たち


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