両丹日日新聞2月26日のニュース
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優雅な十二単に感嘆の声 着付けのデモンストレーション

十二単の着付け 福知山市内記1丁目の市丹波生活衣館は25日、同館ロビーで、平安朝の公家装束を代表する十二単(じゅうにひとえ)の着付けのデモンストレーションをした。福知山淑徳高校のアパレルファッション系列の生徒や一般市民ら約100人が来場し、モデルの女性に作法通りに着装される様子を熱心に見学した。

 同館の市民ギャラリーでは現在、福知山淑徳高校生が1984年に制作した十二単などを集めた「時代〜服装の移り変わり展」を催している。デモンストレーションはこれに合わせて企画した。

 講師に迎えたのは府立大学名誉教授の奥村萬亀子さんと衣紋道研究会の久世建子さんで、最初に平安時代の公家装束について解説。公家装束は10世紀の半ばごろに男子の礼装として束帯(そくたい)が成立し、続いて女子の十二単を指す唐衣裳(からぎぬも)が登場したことやこれらの装束が現代にも伝わり、日本の皇室行事で着用されていることなどを話した。

 さらに、一番上に羽織る唐衣やその下に着る表衣(うわぎ)、打袴(うちばかま)など十二単の構成について紹介し、同館職員と淑徳高校生2人のモデルに衣紋道の作法に沿って手際よく着付けをした。

 着付けが終わると扇を手に優雅な姿を披露し、来場者はその美しさに感嘆の声を上げていた。


写真:府立大名誉教授の奥村さんらが手際よく着付けをした



地道な活動で車いす購入し寄贈 昭和小のアルミ缶回収取り組み

車いす寄贈 福知山市北本町1区、昭和小学校(関三千彦校長、666人)は25日、アルミ缶回収での収益金で購入した車いすを市社会福祉協議会に贈った。アルミ缶回収は5年前から全校的に取り組んでおり、地道な活動が実を結んだ。

 同校では1999年4月から、児童たちでつくる福祉委員会(当時)が中心となって、社会に役立つことをしようと、アルミ缶と牛乳パックの回収を決め、アルミ缶回収での収益金で車いすを購入し、寄贈することにした。回収は全校児童に呼びかけ、父母らも協力。回収した空き缶の数は年間で100−150kgになり、総計は昨年12月までに600kgとなった。

 空き缶は定期的に業者に引き取ってもらい、収益金が3万8462円になったため、折りたたみ式の車いす(3万7000円)を購入することができた。

 贈呈式は体育館での児童集会で行われた。6年生で、児童会やさしさふれあい委員会の島田英明君と古和田翔子さんが、これまでの取り組みを全児童の前で説明し、「十分に役立ててください」と、市社協の塩見健司管理事業課長に贈った。塩見課長は「この車いすを体の不自由な人やお年寄りらが使い、幸せを感じてもらえればうれしい。大切に使わせてもらいます」と喜んでいた。同校では今後も回収活動を続けていく。


写真:「役に立ててほしい」と折りたたみ式の車いすを贈る島田君(右)と古和田さん(中央)


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