両丹日日新聞2月23日のニュース
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鬼瓦作って魅力を知る 大江町で鬼師の会が入門講座開く

鬼瓦作り 日本鬼師の会(山本信彦会長)は21、22両日、大江町仏性寺の大江山鬼瓦工房で鬼瓦大学入門講座を開き、参加者たちが専門家の指導を受けながら鬼瓦作りに挑戦した。

 会は、日本古来の伝統的な鬼瓦の保存と後継者の育成を目指し、全国各地の鬼瓦を製作する鬼師や鬼に関心を持つ人たちで組織している。鬼伝説で知られる同町に事務局を置き、各地で研修大会を開いている。

 今回は、鬼瓦の魅力を多くの人に知ってもらいたいと催した。この道の第一人者で、文化庁選定の「現代の名工」に選ばれた奈良県在住の小林章男さんと兵庫県淡路島で粘土瓦の工房を構える山田脩二さんを講師に迎えた。

 地元のほか、長野や福井、静岡、愛媛、京都などから学生を含め24人が参加した。初日に講師2人が講義、講演し、鬼瓦の歴史や魅力を学んだあと製作にかかった。

 瓦の産地・三州(愛知県)の本場の土を使って製作した。鬼の表情をつかみ、土を手でこねて形作ったり、竹のへらでなでたりしながら丁寧に角や牙、鋭い目などを形作っていた。

 長野県から参加した瓦屋根工事技士の宮島一さん(40)は「むかし父や祖父が鬼瓦を焼いていました。最近は伝統的な鬼瓦を使う家が少なくなり、寂しい思いもあって勉強に参加しました」と話していた。

 出来上がった鬼瓦は自然乾燥させて同工房で焼いたあと製作者に届ける。


写真:鬼師の会員から作り方を教わり製作に励む参加者たち



ネットワーク化めざして活動団体など集う NPOボランティアセミナー

NPOボランティアセミナー 非営利組織のNPO・ボランティア活動推進セミナー(府主催)が22日、福知山市駅前町の福知山ファミリー4階で開かれた。府内で活動するNPO法人や個人が今後の活動のあり方などを話し合った。

 NPO法人やボランティア団体のネットワーク作りが狙い。「みんなのまち創(づく)りをつなぎたい」をテーマに府北部や南部で活動する個人、団体の約60人が集った。

 初めに府担当者からNPO法人設立や国、府の制度などについて説明を受けた。続いて視覚障害者にパソコン指導のボランティアをする範國靖則さん=福知山市=がコーディネーターを務めて岩滝町と宇治市、福知山市のNPO法人の代表者3人がパネルディスカッションをした。

 3人は取り組みや課題、法人化のメリットとデメリットを語り、今後どのような取り組みが必要かを紹介した。岩滝町を中心に丹後1市10町で家庭や飲食店から出る廃食用油を回収し、海の環境美化に努める「丹後の自然を守る会」の蒲田充弘理事長は、環境問題はすぐに結果が現れず、広域的な息の長い活動が必要とし、法人化で活動に自信が付く一方、法人の看板だけでは一般に理解や信用は得られにくいとし、同じようなNPOと連携を取る必要性を訴えた。


写真:福知山ファミリー4階で開かれたNPO・ボランティア活動の推進フォーラムとセミナー


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