両丹日日新聞2月18日のニュース
福知山のニュースは両丹日日新聞WEB両丹で


大事に使ってくれて、ペンシル大王も大喜び 庵我小で伝統の学用品祭り

 物を大切にする心を育んでいる福知山市池部の庵我小学校(真下正子校長、132人)は17日、伝統の学用品祭りを開き、学年ごとに劇や歌で、自分たちがどんなふうにして学用品を大切にしてきたかを発表した。

 取り組みは18年前から続いている。当時、新しい筆箱が出るたび買い替え、鉛筆も新しいものを見ると発表する6年生欲しくなり、長くてもすぐ替える風潮があった。「本当にこれでいいのだろうか」。教師と児童は真剣に考えた。物を大切にすることは、物を作った人を大切にすること。物も人も大切にしよう。そんな思いから運動が始まった。

 鉛筆は短くなるまで使い切る。ノートは無駄なくびっしり書き込む。最後は「ありがとう」と感謝の気持ちを込めて児童会で回収をするようにした。以来、1年生の時に買ってもらった学用品を卒業するまで使う子も出てきた。

 こうして受け継がれてきた取り組みの1年の成果を発表する場が、学用品祭り。ことしも児童会運営委員会の子たちによる「ペンシル大王」たちの劇が演じられた。クイズを織り交ぜながら、みんながこの1年で使い切った鉛筆が846本になったことなどを報告した。

 また各学年も工夫を凝らした発表をした。

 「消しゴム。なんでも消せる消しゴム。世界中の戦争を消したい」「きれいなクレヨン。大空いっぱいに花をかきたい」と、文房具への思いを発表した学年。鉛筆の作り方など、学習してきたことをニュース仕立てて発表した学年も。

 最後に登場した6年生は、6年間ずっと使ってきた学用品を1人ずつ紹介した。運動会や毎日の掃除で活躍してくれた体操帽。ビニールテープで補強しながら使った筆箱。どれも思い出いっぱい。「中学校へ行ったら、もう使わないので、残りの日を大切にしたと思います」などと感謝の気持ちを語っていた。


写真:6年間使ってきた学用品を1人ずつ発表する6年生たち



100日荒行終えた僧ら、浄水かぶり国土安泰祈る 菱屋町の常照寺

 福知山市菱屋町の常照寺(伊東日祥住職)で18日午前11時から、第37回国祷会(こくとうえ)が営まれ浄水をかぶる僧たちた。100日間の荒行を終え下山した修行僧たちが、水行で世界平和と国の安全、市民の安泰を祈った。

 水行をしたのは、京都市や兵庫県の僧5人。昨年11月1日から千葉県市川市の大本山法華経寺の堂にこもり、今月10日に下山した。この間は1日3時間の睡眠と7回の水行を行い、2回のかゆで命をつなぎ終日読経。生と死のぎりぎりの中で釈尊から秘法が伝授されるとされ、世界3大荒行の1つに挙げられている。

 5人は、多くの信者が見守るなか下帯姿で入場し、経を唱えながら、たるから木おけでくみ上げた浄水をかぶり、国土の安泰や市民平和、檀信徒の安全を祈念。信者たちも手を合わせて一心に家内安全などを祈っていた。


写真:浄水をかぶり国の安全などを祈る修行僧たち


最新のニュース 以前のニュース 連載・特集記事
福知山の最新ニュースをお届けします両丹日日新聞WEB両丹