両丹日日新聞1月24日のニュース
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留学生と地区の人たちが旧正月祝う祭り 大学寮の移転で最後に

旧正月祝う祭り 福知山市の南本堀地区には、近くの京都創成大学と京都短期大学に通う中国人留学生たちの男子寮があるため、3年前から、地区の人たちが寮生と一緒に中国の旧正月を祝う祭りを開いてきた。しかし、来年度から寮が西小谷ケ丘に移転することになり、ことしが最後に。「だからこそ一層楽しいものにしたい」と、24日の祭りには多くの人が参加した。

 寮の敷地内の広場に、地元の人、寮生、女子留学生ら合わせて約100人が集まった。日本の餅、中国の水ギョーザとウーロン茶で色を付ける煮卵を作り、双方の食文化を通じて交流した。

 日本の正月といえばやはり餅。キネとウスを使った餅つきは、子どもや留学生たちの興味を引いた。順番に並び、キネを握った創成大学3回生の寮生、楼中柱さん(24)は「餅つきも餅を食べるのも初めてです。友だちにおいしいと教えられたので楽しみです」と喜んでいた。

 これまでの祭りでは、留学生による中国語講座、双方の正月の歌の発表会をするなど、みんな楽しみにしてきた。今回でこの祭りは終わるが、一緒に楽しんだ思い出は残る。地区住民らは「形は変わるだろうけど、何か違うことで交流を続けていきたい」と話していた。


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餅つきは留学生にも人気


遠く離れても古里忘れずに 田中町長が三和中生に講演

 三和町千束の三和中学校(西田眞弘校長)は23日、「ようこそ先輩講演会」と題して卒業生2人を迎え、話を聴いた。昨年度までにちょうど6000人の卒業生を送り出しており、OBは各方面で活躍している。この中から第2回卒業生の田中敬夫町長が講師の1人を務めた。

田中町長が講演 田中町長は、福天1市3町が合併し、三和中も福知山市立三和中学校となる動きになっていることから語り始め、町の現在の姿を紹介した。

 国道9号をはじめ幹線道路が町を縦横に通り、三和町が隣接する市町や兵庫県とのパイプ役を果たしていること、少子高齢化が進み、人口減で農業所得も減ってきているが、工業所得は徐々に増えていて、工業団地の企業立地で更に増える見込みでいることも説明した。

 こうした上で、「水の世紀」といわれる21世紀は、改めて米の大切さを見直していこうとする動きがあることに触れ、「米さえあれば一通りの生活ができるのは言うまでもないが、三和町は、これからも米を作りながら生活していくべきだと思う」と話した。

 最後に生徒たちに、「夢と希望を持ち、どんなことにも意欲的に取り組み、いずれ三和町を遠く離れても古里を忘れないでほしい」と訴え、「古里三和町への思いを込めてみんなで歌いましょう」と呼びかけ、「ふるさと」を合唱した。

 もう1人の講師は、綾部高校3年で、今春立命館大学への進学が決まった出野亮さん。中学校、高校での勉強などについて話した。


写真:現在の三和の様子などを説明しながら「夢と希望を持ち、意欲的に」と語りかける田中町長


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