両丹日日新聞1月16日のニュース
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「3町が編入」、新市名は「福知山市」 合併協小委員会で合意

 福天1市3町合併協議会の新市建設計画策定小委員会が15日、福知山市牧のリサイクルプラザであり、合併方式は「3町が福知山市に編入する」とし、新市名は「福知山市」とすることで合意した。この日合意した2項目と、合意済みの新市の事務所の位置と合併の期日を加えた「合併基本4項目」は、全体会にあたる合併協議会(21日、三和町内で開催)に提案される。協議が難航していただけに、了承されれば来年3月中の合併へ向けて大きく弾みがつくことになる。

 小委員会の冒頭で中村稔市長は、1市3町が対等の立場で議論を深め、互いを尊重し合うなかで、「北近畿の都づくりに向けて、市民と3町の町民が一緒になって取り組み、合併してよかったと言われるまちづくりを進めたい。1市3町の8万4千住民が一致団結して新しい都をつくるためにスクラムを組もう」と3町側に呼びかけ、方式は編入合併、名称は福知山市にすることへの理解を求めた。

合併協小委員会 この発言に対し3町側の委員は、「対等の立場で議論するとあり、3町に対する思いが出ている」「今後のスケジュールを考えると、ここで決めないといけない」としたうえで、「編入合併はやむを得ない」とそろって賛意を示した。そして「編入となれば3町は事実上消滅する。対等であれ、編入であれ新しい自治体を作りあげるという鉄則は堅持してほしい」「対等の立場で互いを尊重し合いながら協議を進めてほしい」と要求した。

 3町長も「市長の呼びかけに応えるべき。編入になることには特に異議なし」(田中敬夫・三和町長)▽「(北近畿の都づくりという)大きな目標を達成するため編入合併を選択することが妥当な線だ」(伊藤堯夫・大江町長)▽「入り口論でうろうろしている状況ではない。(編入であっても)対等の立場で議論を進めてほしい」(大江輝久夫・夜久野町長)と述べた。

 また、新市名についても「福知山市」にすることに異論はなかったが、3町の名称を字名などで残すことを要望する委員もいた。

 一方、福知山市の委員は「新市の住民がいかに幸せに市民生活を送れるか、前向きな姿勢で取り組み、円満な話し合いができるようにしたい」とした。

 方式を巡っては、本格的な議論をする前に中村市長が昨年6月議会の一般質問で「編入合併が妥当」と発言したことで、3町議長会などが反発。小委員会でも福知山と3町の委員の間で意見がまとまらず、予定していたスケジュールよりも結論が先送りされていた。

 しかし、中村市長は「編入合併妥当発言」に対して昨年12月議会で「反省している」と謝意を表明。三和、夜久野の両議会は昨年12月議会でそれぞれ「合併協促進決議」を可決させ、態度を軟化させていた。

 こんご、合併協議会が21日午後2時から三和町寺尾のセンター三和荘で開かれ、次回の新市建設計画策定小委員会は2月25日午後2時から同荘で開催される予定。


写真:
冒頭で合併への決意を述べる中村市長


急な雨のとき使って−と傘を無料貸し出し 駅前ききょう通り商店街

 福知山市のJR福知山駅前のききょう通り商店街では、雨や雪にあった客に商店街名とロゴマークが入った雨傘を貸し出すサービスを始めている。商店街では「土地区画整理で店舗移転が進む中、少しでもお客さまとのつながりが深まれば」と期待している。
傘を無料貸し出し
 一帯は、駅付近連続立体交差事業に関連する区画整理事業が進んでいる。街並みが整わないため、以前のような夏まつりや歳末大売り出しなど独自のイベントが出来ない状態が続いている。

 そこで38店舗で作る福知山駅前商店街振興組合(田渕裕二理事長)では、これを機に商店街の愛称を一般公募し「ききょう通り商店街」にする一方、少しでもくつろげる商店街にと、店先を四季の花で飾ったり、イルミネーションで彩ったりしてきた。

 傘の貸し出しもその一つ。福知山地方は雨の日が多いため、買い物途中に急に雨に見舞われたり、鉄道利用で傘を持たずに訪れた人たちに気軽に利用してもらおうと考えた。

 傘は、塩化ビニール製で長さ50cm。計200本を用意した。加盟店に置き、希望者に無料で貸し出す。傘の部分には商店街の愛称名とキキョウの花のロゴマークをプリント。傘を差し歩いてもらうことで商店街のPRにもつなげたい考えでいる。

 田渕理事長は「店舗移転などでご迷惑をお掛けしている。街並みがまだ整わず、商店街として従来のイベントは出来ませんが、少しでもお客さまとのつながりを大切にし、サービス向上に努めたい」と話している。


写真:買い物客に無料で貸し出す傘


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