両丹日日新聞1月15日のニュース
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WEB速報 合併方式は3町の「編入」で同意

 福天1市3町による合併協議会は15日午後に福知山市内で委員会を開き、懸案になっていた合併方式について「3町が福知山市に編入」することとし、新市の名前は「福知山市」とすることで合意した。
 これで来年3月中の合併へ向けて一気に動き出すことになった。
 対等合併を求めていた3町側は「合併協議は対等の立場で、互いを尊重し合って進める」ことを確認した上で、編入合併に同意した。[15日16:50]


もし今、28水が襲ったら−国交省が大洪水をシミュレートしたDVD作製

 国土交通省福知山河川国道事務所はこのほど、昭和28年(1953年)の台風13号による水害が、今、福知山市内などで発生した場合の洪水シミュレーションを示したDVDソフトを作った。「28水」のような大きな洪水が起きた場合でも被害を最小限に食い止めることが目的で、氾濫(はんらん)状況をCG(コンピューター・グラフィックス)動画などで分かりやすく説明している。

大洪水想定のDVD 昨年、福知山などに大きな被害をもたらした「28水」から半世紀の節目を迎え、当時の出来事を知らない世代が増えてきたため、洪水の恐ろしさと水防の大切さを知ってもらおうと、作製を決めた。

 DVDソフトの題名は「今、昭和28年9月の台風13号が由良川を襲ったら」で収録時間は12分。2001年に公表した「由良川浸水想定区域図」をもとに、福知山、綾部両市、大江町での洪水による氾濫状況を紹介。切れた堤防個所から、時間がたつにつれ浸水域が広がっていく様子を、CG動画で描いている。

 水深も色分けで表現し、どの地域まで浸水域になるのか分かりやすくしている。このほか浸水想定区域図や堤防がきれるメカニズムも解説している。

 DVDソフトは1000枚作製。由良川流域の市町や各図書館、小、中学校に配布する。また数に限りはあるが、希望者にも配布する予定にしている。DVDソフトに関する問い合わせは同事務所=電話(22)5104=へ。


写真:
洪水氾濫状況では、各市町の主要地点の浸水域も紹介。大江町では町役場の1階部分が水につかる様子が描かれている


文化財防火運動始まる 福天の寺院など検査

 郷土の文化財を火災でなくさないようにと、福天1市3町と消防機関などは15日から、寺院などで立ち入り検査を始めた。火気の使用状況や消防用設備の管理状況などを点検する。
文化財防火運動
 1949年1月26日、法隆寺(奈良)の金堂壁画が焼損したことをきっかけに、日本各地で文化財を守ろうと始まった文化財防火運動の一環。焼損した日を「文化財防火デー」と定め、この日を中心に全国的に運動が展開される。福天では15日から30日までを運動期間とし、国、府、市の指定文化財になっている建物などを、消防、警察、電力会社、自治体が検査している。

 初日の15日は、市内の寺など5カ所を巡回。このうち下紺屋の法鷲寺(嵐典弘住職)には福知山消防署員、関西電力福知山営業所員ら5人が訪問した。

 同寺の山門は市指定文化財で、福知山城の城門を移築したとされる。以前は朝、晩に門扉の開け閉めをしていたが、傷まないようにと別の扉を取り付けている。山門上部には常夜灯が取り付けてあり、漏電がないかなどをチェック。住職の母・みちるさん(68)からも電灯の配線やスイッチについて丹念に聞いていた。
 30日までに4市町にある寺院や貴重な旧家など50カ所で立ち入り検査を実施する。

 また期間中の25日午前9時からは、大江町北有路、府指定文化財の大雲記念館(旧平野邸)で消防訓練をする。


写真:山門の常夜灯などを調べた


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