両丹日日新聞1月14日のニュース
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中国への間伐材輸出の好機 地元林家らに説明会

間伐材輸出の説明会 福知山市西小谷ケ丘、京都創成大学で13日、国産のスギ、ヒノキの中国への輸出を呼びかける説明会が開かれ、府や兵庫県内の林家、木材業者、森林組合や行政関係者ら約40人が出席、興味深く話を聴いた。

 主催は間伐材を使っての発電をめざす兵庫県氷上町のNPO法人「バイオマスフォーラムたんば」(東間徴理事長)。昨年10月に宮崎県日向市から約3500立方mのスギ、ヒノキを中国に輸出した相互造林(中島寛人代表取締役)や輸出にかかわった同大学の荻大陸教授の取り組みに共鳴し、府内や兵庫県内でも中国に向けて間伐材などを輸出しようと、初めて説明会を開いた。

 説明会では最初に中島代表取締役が、現在の中国の木材事情を解説。「中国は森林面積が少なく、地元でのオリンピック、万国博覧会開催に向けて、いま住宅などの建設ラッシュが続いており、木材の需要が高まっている」と述べ、2月中旬に島根県の浜田港から2回目の出荷計画を立てていることを明言。「今後は日本の資源が有効に生かすことができるよう努めたい」と抱負を語った。

 このあと荻教授が「安定的に木材を供給することが大切で、中国の相手先に対して1年間は固定的な価格で取引しなければならない」と、輸出についての注意点などを話した。

 出席者からは虫がついた木材の薫蒸法や木材価格、補助金の有無などについての質問が相次ぎ、国産材の輸出に必要な道筋を探り合った。今後、具体的な動きに向けての話し合いをしていく。


写真:
中島代表取締役らの話に耳を傾ける出席者


雪をかいてどんど焼き 法川薬師と内記稲荷で

 福知山市北小谷ケ丘、法川薬師堂広場と同市内記5丁目、内記稲荷神社境内で14日、それぞれどんど焼きが行われ、雪にもかかわらず大勢の人たちが正月飾ったしめ縄などを持ち込んだ。

 法川薬師堂広場のどんど焼きは、同薬師奉賛会(矢持敏和会長)が主催。前日からの降雪で、広場には20cmほどの雪が積もったため、奉賛会役員が午前8時ごろから雪かきをした。同10時になると、長靴をはいた地元の人たちが訪れ、役員がミカンや餅などをはずしたしめ縄、お飾りなどをたき火に入れていった。

 役員らは、近年マンションなどの集合住宅が増えたことから、しめ縄などを飾る家庭は減っていると話していたが、雪にもかかわらず、年配の人を中心に多くの人が詰めかけ、どんど焼きを済ませたあと、役員たちがふるまう甘酒で冷えた体を温めていた。

俳句の上達願い公募作品一緒に 大原神社

大原神社どんど焼き 三和町大原、大原神社のどんど焼きでは、絵馬殿に掲示されてきた公募俳句が、正月飾りと一緒に焼納された。

 同神社は一昨年に鎮座1150年を迎え、記念大祭が営まれた。この時に、古く歳時記にも取り上げられている季語「大原志(おばらざし)」=旧暦5月の同神社祭礼に参拝すること=を題材にした俳句が公募された。この季語を広め定着させようと、昨年も引き続き町文化協会と三和句会(ともに後藤一郎会長)が公募。各地から120人が計250句と1首を寄せた。

 福知山市から土田祈久男さんが「喜寿の手を搏きて詣る大原志」、同神社へよく句を詠みに訪れている奈良県の茨木和生さんが「大原志産屋の砂もいただきて」を寄せたのをはじめ、福岡県や大分県など遠方からも応募があった。

 この中から入選120句を選び出し、地元の書家、山内利男さんが短冊に書き写して30句ずつ順に絵馬殿に掲示してきた。

 神社境内はどっさりと雪が積もっていたが、林秀俊宮司や近所の人たちが雪かきに精を出して、どんどの場所を確保し、午前9時すぎから火をおこした。俳句は集落の人たちが持ち寄った正月飾りと一緒に納められ、応募者たちの俳句上達が祈られた。

 なお現在掲示中の作品については、町文化協会が今年5月に公募する作品と一緒に、来年焼納する。


写真:絵馬殿に掲示されてきた公募俳句が、正月飾りと一緒に焼納された


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