両丹日日新聞5月15日のニュース


雨水を貯め、防火用水に 「水を大切に」の思い込め

雨水を防火用水に
蛇口をひねれば水が出る
 福知山市つつじが丘に、雨水を利用した手作り貯蔵タンクがある。普段は花の水やりのための貯水として、火災時には初期消火の防火用水として役立てる。つつじが丘山野草の会(芦田泉会長)がこしらえたもので、「雨水を生活に利用することで水を大切にする意識の向上につなげれば」と期待している。

 世界水フォーラムの開催などで水への関心が高まり、行政単位での取り組みが増えているが「自分たちで身近にできることはないか」と考え、タンク設置に取り組むことにした。

 タンクは200リットルサイズ。さびが水に入らないように鉄製を避け、強化プラスチック製を使用している。全体を青色に塗り、「火の用心」「防火用水」と大きく書いて存在をアピールしている。

 雨どいから管を伸ばして直接つなぎ、雨が降ると自動的に貯水される仕組み。ジョウロなどに水をくみやすいようタンクの下部に蛇口をつけ、あふれさせないために上部に排水管をつけた。地区内には防火バケツが備えてあり、火事の時にはふたを開け、直接バケツでくむことができ、即座に初期消火活動に移ることができる。

 最初のタンクは昨年8月に設置した。現在、タンクは会員宅の3カ所に設けており、今月中にもう1カ所増やす。今後は、ろ過などの対策を考えながら地域の人に呼びかけ、数を増やしていきたいという。

 芦田会長は「花の水やりにタンクを利用することで水道水の節約になります。まだまだスタート段階ですが水を大切にしていきたい」と話していた。


3町にもブロードバンドを 商工会青年部が共同でADSLの誘致運動

 3町にもブロードバンドを−と、三和、夜久野、大江町の各商工会青年部が共同でADSLの誘致運動に取り組んでいる。3青年部がこうした社会基盤整備に合同で取り組むのは初めてのこと。「これからの時代に欠かせないものです。子どもたちのためにも、ぜひ」と町民に協力を呼びかけて回っている。

 高速インターネット回線(ブロードバンド)は都市部から順に普及し、インターネットの世界では動画を多用するなど、高速回線を使っていることを前提としたホームページが増えてきた。電子メールでも、これまでだと敬遠されていた大容量のデータを添付して送受信するようになってきている。製品の仕様書などを電子メールでやりとりする会社も多く、こうした事業所では高速回線を引けるかどうかは社業にかかわる大きな問題。高速回線が使えない地域の事業所が、使える隣町へ移転するケースさえ、各地で起きている。

3町でADSL誘致運動
3町商工会青年部が共同で呼びかけをしているチラシ
 現在のところ3町にはブロードバンド回線が導入される計画は無い。そこで3町商工会青年部では、「待っていたのではだめ。自分たちの町が時代の流れに取り残されないために」と、高速回線の一つ、ADSLの誘致運動に取り組み出した。

 誘致しているのはNTTの1.5メガタイプと8メガタイプ。実際に利用できる速度は電話局からの距離によって異なるが、1.5メガ(1500キロ)の場合、局の近くなら最高1.3メガほどが出る。通常の電話回線だと56キロ。基本料金が高いISDN回線でも最高64キロしか出ず、その差は歴然としている。

 また定額制のため、インターネットを何時間利用しても料金は変わらない。インターネットが快適に利用できるだけでなく、電話料金が安くなるIP電話が利用できるのもメリット。経費削減になることから、福知山市内でも、電話をよく使う事業所を中心にIP電話を利用するところが増えてきた。

 青年部で誘致を目指しているのは三和町の58、59局。夜久野町の37、38局。大江町の56局。大江町の57局については物理的な問題からADSLが導入できない。誘致には夜久野、大江町が各局300件、三和町は両局合わせて300件の加入希望者名簿がいる。すでに目途が立った地域がある一方で、住民の反応が弱く大苦戦している地域もあり、今月末の期限までに、どこまで申し込みを増やせるかに注目が集まっている。

 問い合わせは各町商工会へ。


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