両丹日日新聞2003年3月1日のニュース


3年連続減の総額45億円 三和町新年度予算案

 三和町は28日、2003年度当初予算案を発表した。一般会計は28億7400万円、9特別会計17億1896万円、総額45億9296万円。前年度当初比は一般会計4.2%、総額では6.2%減り、3年連続の減額になった。同町では「統一地方選を控えて継続事業や義務的経費(人件費など)を中心にした骨格予算にした。ただ限られた予算のなかにも、子育て支援の向上をめざした事業などキラリと光るものを組み入れた。エコートピア京都三和(京都北部中核工業団地)の企業誘致関連にも力を入れた」と説明している。4日に開会する3月定例議会に提案する。(以下、予算額は100万円未満切り捨て)

企業誘致関連に力入れる
 主な事業は、不況下で厳しい雇用情勢に対応するための緊急地域雇用創出特別基金事業に1600万円を組んだ。町有林などの整備促進や不法投棄物の実態調査など7つの事業をあげている。このうち教育関係では、勤めで日中、父母らがいない10歳未満の児童を対象にした学童保育を始める。時間は午後6時30分までで、実施場所は菟原児童館を予定している。また小学校の各教科、総合的な学習の指導をサポートするスクールサポーター1人を配置する。
エコートピア京都三和
分譲が始まったエコートピア京都三和
 昨年12月に分譲を始めたエコートピア京都三和(72ヘクタール、20区画)への企業誘致関連に1億3200万円を予算化。地域総合整備財団の支援を得て、進出企業に無利子で資金を融資する地域総合整備資金貸付(ふるさと融資)として1億円、早期立地企業への助成金交付に2000万円を予算化した。
 友渕・高杉地区に建設計画の特別養護老人ホーム建設支援に3000万円。すでに用地造成や進入路建設を終えており、こんご運営する社会福祉法人を決め、建設に入る。社会福祉法人が負担する建設費を補助する。
 診療所の新築事業費には600万円を組んだ。町が業務委託している上川合の川合診療所と千束の野田歯科診療所の施設の老朽化に伴い、建て替えのための実施設計をする。

法定合併協議会の負担金700万円
 市町村合併の福天1市3町での法定合併協議会の立ち上げに向け、協議会の同町負担金として700万円を計上した。
 このほか、芦渕の土師川沿いにあるサンダル公園へのトイレ設置に1300万円▽辻地区内の揚水機改良のための小規模農業基盤整備費300万円▽中山間地域等直接支払交付金事業費3200万円▽菟原下1地区内の林道舗装を改良する間伐等森林整備促進対策事業費1400万円▽道路新設改良費(10路線)1億4300万円▽橋りょう新設改良費(1路線)1500万円などがある。


人間国宝の雛人形など公開 国登録文化財・茂照庵で

雛人形公開
林駒夫氏の作品も飾っている
 国の登録有形文化財、福知山市六十内の桐村家住宅「茂照庵」で、1日から雛(ひな)人形の一般公開が始まった。9日まで。同家住宅を継ぐ桐村喜世美さんがコレクションする雅(みやび)やかなお雛さまが多数並び、訪れた人たちの目を引き付けている。
 かつての漆商の家屋で計5棟からなり、桐村さんが、亡くなったご主人をしのんで私設博物館に整備。漆にまつわる様々な資料、江戸時代のものをはじめとした多くの人形などをコレクションしている。「伝統的工法で丁寧に造られ、明治時代中期の建築様式をよく伝え、木組みによる内観を損ねることなくコレクションの展示空間として巧みに活用されている」ことが高く評価され、昨年8月、平安神宮神楽殿などと一緒に国登録有形文化財となった。
 通常は非公開で、雛祭りの季節など期間を限定して開館している。
 今回の一般公開では、昨年に雑誌「家庭画報」で紹介された段飾りの雛人形のほか、人間国宝で桐塑(とうそ)人形作家、林駒夫氏の手による作品や享保年間(1716−1735)に作られた享保雛、貝合わせの貝、犬筥(いぬばこ)などを展示している。
 時間は午前10時から午後3時まで。5日は休館。入館料1000円。場所は福知山市街地からだと国道9号で川口方面へ。国道426号との交差点を過ぎて最初に左折できる道を、牧川、JR山陰線を越えて集落に入って行く。山陰線を超えた所に案内看板がある。


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