両丹日日新聞2003年2月24日のニュース


北の都づくりへ「堅実型」 福知山市の新年度当初予算案

 福知山市は24日、一般会計257億8千万円、16特別会計と3企業会計を合わせた総額664億7882万円の2003年度当初予算案を発表した。長引く不況の影響で市税収入が落ち込むなか、一般会計は前年度当初比で4%減になり、2年連続マイナスの「堅実型」予算としたが、不況、雇用対策や都市基盤整備、更には市町村合併に関する課題にも対応し「北の都づくり」を進めていくため、新規事業を各分野にちりばめている。3月3日開会の3月定例市議会に提案する。(以下原則100万円未満切り捨て)

法定合併協の経費を計上
 懸案となっている市町村合併関連では、福知山、三和、夜久野、大江の1市3町での法定合併協議会の設置に向けて、運営経費負担として1200万円を盛り込んだ。1市3町それぞれが負担することにしており、市の負担分は全体の5分の2となる。協議会では1市3町での合併の是非を含め、合併方式、新市建設に関する基本的な計画の作成などについて議論する。
 また昨年12月に設置された市議会の市町村合併特別委員会の活動経費に70万円を計上。特別委員会は全議員が委員で、年に7回開催予定で、合併について調査、研究を進めていく。

市民病院改築、川口中の建て替え
川口中建て替え
川口中学校の新校舎完成予想図
 大型事業では、市民病院の改築が新年度から本格的に始まる。総事業費174億6200万円で、新年度は22億8600万円を予算化し、本体の基礎工事をするほか、新施設予定地にあるリニアック棟の解体、立体駐車場建設などを進める。完成は07年度。
 同市上松の養護老人ホーム・福寿園跡地には在宅福祉の拠点として「在宅介護支援センター」「デイサービスセンター」「生活支援ハウス」の機能を備えた施設を造る。総事業費は4億900万円。鉄筋コンクリート造り2階建てで面積は約1290平方m。
 老朽化していた市立川口中学校の全面改築工事も新年度から。3カ年計画で現在の運動場に造る。新年度は2億9200万円かけて体育館建築や連絡道建設を進めていく。
 00年から始まった秋津が丘団地の建て替えは4期分の工事に入る。中層耐火4階建て1棟12戸で、04年度までの2カ年で進める。全体で5棟66戸を整備する。新年度の事業費は1億8千万円。
 環境、暮らし対策では、若者、高齢者を対象に悪質商法の被害が増えていることから、消費生活出張講座の開講、消費者問題相談所の開設をする。リサイクルプラザ開設に伴っては、燃やさないゴミの中からペットボトルを除くプラスチック容器類を分別収集するため市内の障害者施設の入所者らに分別作業を委託する。

市民病院内で病後児保育
 健康、福祉対策では市民病院の院内保育所に、病後児保育室を整備する。病気回復期にある園児たちを一時預かり、仕事で休みが取れない保護者に代わって面倒を見る。


「どの教室が楽しいかな」 惇明小体験講座わんぱく村

惇明小わんぱく村
ひな人形を折る児童たち
 学校、家庭、地域が手を取り合って子育てを−福知山市内記5丁目の惇明小学校(荒木徳尚校長)で22日、惇明わんぱく村が開かれた。児童149人が参加し、地域の人らが講師を務めるさまざまな体験講座に足を運び、楽しい時間を過ごした。
 わんぱく村は、学校週5日制による休日を活用しようと、同校PTAが昨年9月に始め、今回が3回目。
 開村式をしたあと、児童らはそれぞれが希望する講座の教室に急いだ。父母をはじめ、福知山青年会議所、惇明婦人会、同老人会の会員らが講師を務めた。
 講座は、毎回アンケートを取ったりして、子どもたちの関心を高める内容になるよう絞り込んでいる。同日は1回目から人気の「木工細工教室」「料理教室」に加え、季節の行事にちなんで、ひな人形を作る「折り紙教室」「ちぎり絵教室」など新講座も開設した。児童らは興味を引かれた教室に入っていった。
 折り紙教室には児童5人が参加。おひな様の折り方などを佐々木公三さん(67)に教わり、衣に使う色鮮やかな折り紙を選んでいた。佐々木さんは「折り方を覚えたら家でもできるので家族の方と一緒に楽しめたらいいですね」と話していた。
 同校PTAは、来年度も引き続き学校と地域と連携してわんぱく村を続けていきたいという。


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