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両丹日日新聞2018年2月17日のニュース

鉄道館の休館惜しみ入館者増加

 施設の老朽化などに伴って、3月末で休館になる京都府福知山市下新町(新町商店街)の福知山鉄道館ポッポランド1号館(足立和義館長)の入館者が増えている。開館20年目を迎え、今年度は久しぶりに年間2万人に迫る勢いで、2月中に通算30万人を達成する見込み。19日からは、来館者への感謝の気持ちと存続への思いを込めて、特別企画の写真展を開催、30万人目の入館者にはギフトカードを贈る。

 1号館は、空洞化が進む中心市街地活性化への期待を込め、市制60周年を記念して1998年9月に開館した。しかし、1931年に建設された建物を使っているため、耐震性に劣り、老朽化とともに危険性が増すことが危惧されていた。

 管理する市は、旧市街地で移転先を探したが見つからず、休館を決め、今後の在り方は今年度内に設立する学識経験者を加えた検討委員会に委ねるとしている。 

 年間入館者は開館2年目の99年が2万8983人と最も多く、その後は徐々に減少。2005年度から1万1千人台が続き、13年度にはついに1万人を割り、閉館の話も取り沙汰された。

 しかし、14年春に西日本鉄道OB会福知山地方本部が、地元商店街から運営を引き継ぎ、元機関士らのスタッフ15人が交代で常駐し、来館者に現役時代の思い出話を交えながら展示物を説明。さらに、懐かしい鉄道部品を集めたお宝展や実車さながらの走行音を鉄道模型で楽しむ特別企画などを定期的に開催し、集客に努力した。

 その結果、再び増加して14年度は1万3484人(前年度比41・6%増)、15年度は1万6657人(同23・5%増)、16年度は1万7039人(同2・3%増)に。今年度は1月末現在で1万7578人となり、すでに前年度の年間入館者数を上回っている。

 鉄道館には関東方面や京阪神など遠方から足を運ぶ人もいる。足立館長は「鉄道OBの体験談を聞けるだけでなく、SLの動輪などの展示物に触ることができ、近くの2号館では実物のC58も見学できます。好評で、福知山ワンダーマーケットの開催日は、入館者が通常の日曜日の5、6倍になる」と来館者が増えている理由を分析する。

 こうした中での休館に「1号館は大切な鉄道遺産を収めた鉄道のまち・福知山のシンボル的な存在。今の場所での再開は無理でも、別の場所で存続させてほしい」と願い、「休館するまでにぜひ来館し、鉄道の魅力を満喫してください」と呼びかけている。

■感謝込め2つの催しを企画■

 計画しているイベントは2つ。19日から3月末まで館内で開く「懐かしのSL、電車、写真展」では、鉄道OBらが撮影した福知山機関区配属のSLがけん引する「お召列車」(1951年)から、福知山駅に停車する「トワイライトエキスプレス 瑞風」(2017年)まで、時代の変遷が分かる約40点を展示する。木曜日休館。

 3月25日には、新町商店街で毎月第4日曜日に開かれる福知山ワンダーマーケットに合わせたイベント「さようなら〜また会う日まで」(内容は未定)を開く。

 期間中は来館者に、記念のボールペンかオリジナルハンカチ、20周年記念ステッカーのいずれかを贈る。数に限りがある。


写真=休館前のイベントで展示する写真を手にする足立館長(手前)ら

梅の良さ生かしUME-1甲子園最優秀 淑徳高女子

 京都府福知山市正明寺、福知山淑徳高校(山口剛校長)調理系列の女子生徒4人でつくるチームが、和歌山県みなべ町で開かれた「第3回UME−1グルメ甲子園in梅の里みなべ」(町など主催)で最優秀賞に輝いた。メニューは梅の風味を大切にした塩焼きそば。淑徳の最優秀賞は2年ぶり2回目。

 南高梅誕生50周年を記念して始まった大会で、高校生チームが対象。梅を使ったオリジナルメニューを会場で作り、来場者に販売する。審査員が味や見た目、接客態度、売れ行きなどを考慮して賞を決める。

 17校の43チームが応募し、書類審査を通過した和歌山、大阪、京都などの10校10チームが12日に腕をふるった。

 淑徳高校からは3年の柿渕葵さんと幸福菜々子さん、2年の徳田舞さんと松本梨愛さんの「てっぱんGirls」が出場。味や見た目だけでなく食べやすさにも配慮した「うめぇ〜鉄板塩焼きそば」を作り、来場者に約340食分を販売した。
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 梅は、タレとマヨネーズソース、トッピングのカリカリ梅と天かすなどに使用。ほかに、京野菜の水菜、みぶなの漬物、府のブランド畜産物「京地どり」など、京都の魅力ある食材も使い、うまく融合させた。

 トッピングにも梅の要素を取り入れることで、風味が強調できるように工夫を凝らし、ブラックペッパーで味をしめて、レモンでさっぱりとした後味になるようにした。また、販売時はカップに入れるようにし、食べやすさ、可愛らしさを演出した。

 本格的に練習を始めたのは1月に入ってから。徳田さん以外は鉄板を扱ったことがなかったため不安もあったが、温度調節や味つけを均一にすることなどを意識し、日々、腕を磨いていった。

 本番当日は、焼き、盛り付け、販売の係に分かれ、しっかりと役割分担をして臨んだ。ブースには長い列ができ、途切れることがなかったという。

 第1回大会優勝チームの一員で、今回リーダーを務めた柿渕さんは「このメンバーで出場して結果につながったことが良かったです。審査では衛生面も評価してもらえたので、3年間の頑張りを認められたようでうれしかった」と笑顔を見せた。


写真上=最優秀賞を喜ぶ徳田さん、松本さん、柿渕さん、幸福さん(左から)
写真下=「うめぇ〜鉄板塩焼きそば」

 

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