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北近畿の釣り情報

【由良川】新人記者がスズキに挑戦 釣れたのは…

釣果
 両丹日日新聞の北近畿の釣り情報コーナー「魚信欄」の担当になったこともあって、少しずつ自分でも釣りをするようになった。どうせやるなら大きな魚を釣りたいと、人気があるセイゴ、あわよくばスズキを−と考えた。しかし、何も分からないので、大ベテランの京都府福知山市下荒河、丹後釣具店の谷口正明さんにお願いし、教わりながら竿を出すことにした。 

 スズキは体長に応じて呼び方が変わる出世魚で、コッパ、セイゴ、フッコ、スズキなどの呼称がある。しかし、このあたりでは体長60センチ以上がスズキ、それ以下はすべてセイゴと呼ぶのが一般的。力強い引きで人気がある。

 この時期は、由良川をそ上してくるアユを追いかけ、河口から上ってくるため、大江町などの本流でも釣ることができる。

 事前に丹後釣具店を訪れて仕掛けや釣り方について尋ね、由良川や河口のスズキは投げ釣りで狙えると教えてもらった。

 竿は、よくしなる軟らかめの方が良く、長さは5メートル前後のものを使うという。道糸が4号から6号ほど、ハリスは3号から5号ほどにし、天秤オモリなどに付ける。針はセイゴ針。エサはアオイソメを使う。

 谷口さんは「過去には体長90センチ以上のスズキを釣ったこともありますよ」と話し、「スズキ釣りには毎年のように出かけていて、調子が良い時には、セイゴが入れ食い状態になることもあります」という。

 ほかにも、ヒイラギ、ギギ、ハゼなどの餌取りの小魚、大きなチヌなども釣れるらしい。

 当日への期待が膨らむが、谷口さんは「今年は雨が少なく(6月下旬現在)川の流れが弱い。こういう時は魚が動かず、エサへの食いつきが悪く、釣りにくい」と、やや慎重だった。

■谷口さんに教わりポイント移動■

 実践したのは前日に雨が降って曇りの予報となった6月26日。朝から、舞鶴市に入ってすぐのところから始め、大江町二箇上、波美の上流へとポイントを移動。最後に最初の場所へ戻った。

 最初のポイントでは、竿を大きく振りかぶって仕掛けを投げる方法、エサを針に2、3匹掛けることなどを教わって試した。緩やかだが流れもあり、水面をボラが跳ねたり、あちらこちらで波紋が広がったりと、魚の気配がプンプンする。

 慣れないながらもなんとか川の真ん中あたりに仕掛けを投げることができた。竿立てに竿を置き、谷口さんとともにアタリを待つ。

 すると、谷口さんの竿にアタリがあり、引き上げられた糸の先には、体長15センチほどのハゼがかかっていた。自分の竿にもすぐ反応があり、竿先が少し入っては戻る状態を繰り返していた。そこで、リールを巻くと、こちらもハゼだった。
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 谷口さんは「ハゼは白身のおいしい魚で、専門に狙う人もいる」と話す。「スズキなど大物がかかった時は、竿がしなって曲がったままになりますよ」と教えてくれた。

 その後、ヒイラギなども釣れたが、肝心のスズキ、セイゴは釣れず、潮が満ちてきたため場所を変えた。

■静かな水面 セイゴがかかる■

 2つ目のポイントは、生い茂る雑草をかき分けながら釣り場へ。最初と比べて水面は静かな印象だが、しばらく待つと谷口さんの竿がしなった。糸を巻き上げると、体長20センチほどのセイゴが身をくねらせていた。
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 とりあえずセイゴはいる。安心したが、ギギ4匹が続いたあとは、まったく気配がなくなったので、再び場所を変える。

 3カ所目はしっかりとした流れがあるところで、少し上流ではアユ釣りを楽しむ人もいた。仕掛けを投げ込んで待つ間、仕事の電話をかけていたところ、自分の竿が大きくしなって倒れた。それを見た谷口さんが、急いで駆け付けて竿を拾い、持ち上げると、この日一番の竿の曲がり具合。

 急いで電話を終えて駆け寄ったところ、のっぺりとした魚が河原に横たわっていた。「ナマズです」と残念そうな谷口さん。体長は50センチほど、持ち上げるとずっしりと重い。これ以降はアタリもなくなり、引き潮に合わせ、一番気配のあった最初の場所へと戻った。
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 そこでは、竿を振るたびにアタリがあったが、上げてみるとハゼばかり。そんななか、谷口さんがセイゴ3匹を釣り上げる。なんとか自分もと思うが、ハゼとギギに阻まれ、この日はそれで終わった。

 2人での釣果は、体長20センチから30センチのセイゴが4匹で、10センチから15センチほどのハゼが13匹▽10センチのヒイラギが1匹▽10センチから20センチのギギが4匹▽50センチのナマズが1匹だった。

 ナマズやギギはその場で逃がし、セイゴとハゼは谷口さんの厚意で全部もらって家に持ち帰った。その日のうちにさばき、セイゴは3枚おろし、ハゼは背開きにして冷蔵庫で保存。
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 後日、ハゼは天ぷら、セイゴは塩焼きなどにして楽しんだ。特に、ハゼの天ぷらは絶品で、淡白な味わいだが身がふわっと軽い食感で、家族にも好評だった。

 今回はスズキとは出会うことができず、セイゴも自分では釣ることができなかった。でも、潮の読み方、魚の探り方など、たくさんのことを教わった。それを生かし、次こそは大物をめざして自分でも工夫しながら釣りを楽しみたい。(大槻記者)


写真(上から)=持ち帰った魚▽最初に釣れたハゼ▽2番目のポイントで釣れたセイゴと谷口さん▽スズキと思いきやナマズ▽おいしかった天ぷら

2017年07月15日

    

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