春の京野菜「花菜」 目合わせ会で規格確認

2019年02月23日 のニュース

 春の訪れを告げる京の伝統野菜・花菜の出荷の規格をそろえる目合わせ会が22日、京都府福知山市猪崎の加茂野予冷庫集荷所であった。JA京都京野菜部会福知山支部花菜部会(荒木恒雄部会長、7人)が品質向上などのために取り組んだもので、生産者ら15人ほどが集まった。

 花菜は伏見寒咲きナタネのつぼみを食用にしたもので、桃の節句のころにバラ寿司などに使われるため、特に需要が伸び、これから出荷の最盛期を迎える。品種としては、花かんざしや花飾り、花まつりがある。

 目合わせ会では、JA職員から収穫の際やパック詰めでの注意点、秀と優の規格の見分け方などについて説明があった後、栽培歴20年近くになる荒木部会長(72)が詳細を補足した。参加者たちは、メモをとり、質問をしながら、熱心に説明を聴いていた。

 荒木部会長は「今年は暖冬で気温が高かったため、とても順調に生育していると思います。今後は、花を咲かせてしまわないように注意したいですね」と話していた。

写真=出荷規格や選別などについて確認した

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